まぐぽさんの記事を見て、そういえば家にクイズダービーのボードゲームがあったなぁー、という世代の私です。
ゲームの2枠は南田洋子だったけど、TVの記憶的には、長山藍子->宮崎良子->斉藤慶子でしたね。
Karuizawaの1977が幾分へって、さらに(うまいとかまずいというベクトルの評価ではなく)すごい味になってきてます。部屋中に香りが垂れ込める勢い。
天満橋のバーの10周年記念Benriachも、角が取れてきていい感じ。
半泣きに忙しくなってきて、外飲みがし難い寂しさを、そんなふうにちょっと紛らわせてみる。
続いて、注ぐだけバーで。
8年を2種類の後は21年へ。
Parchmentはこってりだったなぁーと思うので、Pear-Shapeの方を。
Springbank 21yo 1970s 43% Pear-Shape-Bottle Black-Label
8年の同型ボトルに比較して熟成が進んでいるからなのか、レモンが消え、キャラメル感が高まる。
同様にスパイスも胡椒のピリピリではなく、シナモンあるいはナツメグの様な厚みと甘みのあるものへ変化している。
杏、飴、それに、紅茶、すこしイチジク、塩気もそんなに強くない。
飲み終わりに若干のイチゴジャム、が、すぐに消える。
さすがに、長熟感が出てきますね。
ただ、要素は色々持っているけれど、各々がもう一息なところで手の内を隠しているような、ちょっともどかしい感じ。
でも、若者ほどSpringbankをエッジ立てて主張するわけではない。
奥ゆかしくて良いととらえるべきかもしれません。
もともとそのつもりで、こってりしたParchmentではなくこっちを選んだのだから。
では、おやすみなさい。
※斉藤慶子修正
#Springbank