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Highlandparkって難しい




 Highlandparkといえば、どんな味でしょう。
 あふれる花の香り、蜜の甘さ、塩気、ピートのバランスの良さかと思います。
 でも、そんなバランスの良いHighlandparkにあたることって、実はそんなに多くなかったりするんですよね。

 そういう意味で、ここいらに飲んで、私の脳内イメージに沿って一番おいしいなぁって思ったのは、
  Highlandpark 27yo 1976 52.7% OB Matthew Forrest Collection
 が、秀逸でした。
 すごく華やかなのに、飲み終わりにピートと塩気が沸いてきて、一筋縄では終わらせない味。
 ボディの麦感とあいまって、非常に骨太な飲みごたえを感じました。
 それと、
  Highlandpark 25yo 1990s 53.5% OB
 も、それに次いで、花・蜜・煙がなかなかのバランスでした。
 一方、
  Highlandpark 19yo 1986 55.3% Single Cask for Maxxium Netherland
 は、極端にシェリーをこてこてに効かせていて、何のお酒を飲んでいるのかわからなくなるくらいでした。
 決してまずいわけではないのですが、ある意味実験?、遊び?という感じでした。

 そして、昭和町でいただいたのは、
  Highlandpark 30yo 1978 50% DL-OMC
 で、これは、抜群に花の香りでした。ただしヘザーというより、果実味を若干伴った花と蜜です。
 塩気やピートはあまり感じません。
 少しのバニラとスパイス。
 予想の味とは違っていますが、これはこれで非常においしかったです。

 いやー、ブラインドでHighlandparkを当てるのは難しいだろうな。
 いかにもそれっぽいのを選べば、わかるかも知れませんが、ランダムにチョイスすると。。。

 では、おやすみなさい。

#Highlandpark

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