Braemarもそうだったけれど、これも詳細不明のボトル。
輸入業者は小田原屋ってあるので、平成13年にジャパンインポートシステムに社名変更した、その前身(正確には前前身)ですね。
でも、"Douglas Hamilton"社も、種々のブレンデッドを販売していた様ですが、どれも詳細がわかりません。
ラベルにサイコロの絵が描かれたものもあるので、DICEに思い入れがあったのでしょうか?
正装をした髭のおじさんのラベルも、2種類はあるようですね。
ちなみに、"DICE 12yo"でググってみたんですが、トップに来たのはウスケバの「今日も眠い。。。。」のmorupon様。
さすがにいろんなものを飲んでおられるので、かなり以前にブログに挙げておられますね。
ただ、コメント欄を参照させていただきましたけれども、やはり詳細はご不明の様。
では、この味わいは、
Dice 12yo 43% Imported by Odawara-Ya
香りはいきなりバニラクッキーのこってりした甘さ。
ちょっと香ばし過ぎ?って位に香ばしい。
味わうとちょっとビターなカカオと硝煙ぽさがあるけれど、やはりバニラミルククッキーに蜂蜜の濃密な甘さ。
けれども、麦感が乏しいからか、ボディの厚みは感じない。
オールドらしい枯れた感じもあるけれど、まったくヘタってはいない。
嚥下後の返りとグラスの残り香にコーヒー、シナモン、ミルク、杏やプラムの香り。オイルライターのような香ばしさ。
うーん、ちょっと甘さが勝ちすぎるきらいはあるけれど、やはり心をくつろがせるなぁ。
夜、静かに一人で、あるいは親しき人とゆっくりと語らいながら、心を開くのに良い1杯だなぁ。
機械的に点数をつければ、あまり高くはならないかもしれない。
でも、まったりしたいとき、でも外で飲めない時、家にこれがあってよかったな。
だから、ウィスキーって面白い。
では、おやすみなさい。
#Dice