最近はなかなか外飲みの機会が少ないですね。
この不況の折、忙しいのは喜ぶべきか悲しむべきか。
なので、たまに飲みに行くと、この写真の具合に、突っ走ってしまいます。
で、今回はその中の、Macallanについてです。
昨年のクリスマスイヴに、非常にうれしい知らせがクリスマスプレゼントの様にありました。
さっそくその翌日のクリスマスに、祝杯を中華料理店バーにてあげました。
その際マスターが
「年明けに50年代のMacallanをテイスティングするけれど、希望者が多いから残らないだろうなぁ。」
「もし、残ってたら飲ませてあげるから、早い目に来てください。」
とおっしゃってました。
期待せずに待っていたら、なんと、残ったとの知らせが。
これは行かねば、とダッシュしました。
(実際には「残った」のではなく、頑張って「残して」下さったとのこと。もちろん私一人のためではなく、そのような要望が多かったのでしょうが、ありがたやありがたや。)
写真の2本は、
Macallan 1956 80proof “No Neck Label” “Campbell Hope & King”
Macallan 1958 80proof “Florets Label” “Gordon & MacPhail
です。
どちらも、15年(以上)熟成と長すぎないせいか、それとも保存状態のせいか、いわゆるオールドボトル感、すなわち据えたりヒネたりという香りはほとんどありません。
1956はネックラベルなしでラベルの上方に手書きの1956があるタイプ。Macallanらしいカラメル、バニラ、カカオ、スパイス、果実が素直に感じられます。いい意味で、わかりやすい上等のブランデーを思わせるMacallan。
一方1958は赤キャップのFloretsボトル、1956に見られる香りを抑えるように、花、香水、香木が明らかに感じられます。
SoapyではなくPerfumyで、非常に面白い。うまいだけでなく、楽しめる味でした。
マスター曰くは、Yamazakiのミズナラが1958の味の方向と近いとのことでしたので、次はそれをいただくことにしました・・・(続く)
では、おやすみなさい。
*誤字訂正
#Macallan