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クライヌリッシュ 1973 33年 プレストンフィールド

エジンバラの「プレストンフィールドハウス」向けにボトリングされたクライヌリッシュ。
2006年リリースのセカンド・ボトリングです。
こちらは、京都飲み歩き2日目の後半戦でいただきました。

実は、このクライヌリッシュは2回目。
初めて飲んだときには写真を撮っていなかったんですよね。

再チャレンジできて、写真も撮れてラッキー♪
そして、驚いたこともありました。
最初に飲んだときは、フレッシュなフルーティーさはあるものの、固くてツンツンとした印象だったんです。ところが、2回目も今回は、印象が少し変わっていました。
長熟の柔らかさもそうですが、全体的に穏やかながら最初に感じたフレッシュさもあって、すごく美味しかったです♪

クライヌリッシュ
1973 33年
シグナトリー プレストンフィールド

蒸留年:1973年
瓶詰年・2006年
54.6% 2ndボトリング

【色】
クリアなレモンゴールド、薄い蜂蜜色。

【香り】
すごく繊細で上品な印象を持つ香りですね。
ピーナッツのようなナッティーさ、乾いた木材。
レモン・シャーベットのような爽やかなシトラス、薄いシロップ感。
広がりは穏やかですが、柔らかで真っ直ぐな香りが鼻奥まで。
グレープフルーツ、スミレのような軽やかなフローラルさ。
徐々に甘い香りが際立ち、蜂蜜、薄いメープルシロップ。
バンバン広がる香りではなく、ゆっくり下に溜まっているような感じ。

【味わい】
クリアで意外にややドライ。パリっとした印象。
砂糖をまぶしたピーナッツ、枯葉、レモン味の飴。
初めはスッキリとした印象で、徐々に滑らかな甘さが現れる。
洋ナシやマスカットの風味から、アプリコット、表面に黄桃。
ほんのり淡い黒蜜っぽい甘さ。完熟プラム。
ほんの少しだけオイリーさのある煎ったアーモンド。
メープルシロップとパンケーキ。

【フィニッシュ】
穏やかで刺激は弱めながら存在感のある感じ。
ナッティーさと、糖蜜っぽい甘さが口中に軽やかに残ります。

初めはフレッシュなシトラス系だったのが、徐々に甘さが現れてきますね。
軽やかで上品な中に、しっかりと熟成感があるってコトなのかもしれません。
香りや旨味などが、開いていく雰囲気を感じましたよ。

それにしても、このラベル。
今でこそ、同ホテルの建物とトレードマークの孔雀が描かれていると分かりますが、
初めて遠目でバックバーにあるのを見たとき、普通に建物と草原、建物へ続く道が描かれているもんだと思っていて、近くで見たときに孔雀が描かれていて驚いた記憶があります。(きっと僕だけ 笑)

#クライヌリッシュ #ハイランド

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