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グレンリヴェット15年 津之喜酒舗×キングスバリー

京都の津之喜酒舗とキングスバリーのコラボ。
以前、ボウモア14年をご紹介しました。
今回は、僕の好きなモルトの1つ、グレンリヴェットです。

飲みながら、マスターと話していたんですが、
グレンリヴェットって、いつもながら非常にバランスが良いですよね。
何を飲んでもリヴェットだし、それが王者と言われる所以なのかも。
味の表現が難しいモルトなのかもしれませんね。

A Special Bottling For KYOTO
ザ・グレンリヴェット
1998 15年
津之喜酒舗×キングスバリー




蒸留年 : 1998年5月18日
瓶詰年 : 2009年2月19日
ボトリング : 26/289

飲んでスグ分かっちゃうグレンリヴェットの味わい。
もう慣れ過ぎちゃって、逆に表現が難しいのですが、
オフィシャルの12年、ナデューラと比較しやすい味わいではないでしょうか。
日本人好みの繊細な味わいなのかもしれません。


【色】
鮮やかで、やや透明。オレンジがかった小麦色。

【香り】
黄桃の香りを感じつつ、レモンなどの柑橘系、シロップの甘さ。
桃の缶詰に近いのでしょうか。
最初は、アルコールの香りがツンと鼻につきますが、厭味は感じさせず。
しばらく置いていると、どんどん桃のような甘い香りが広がってきますね。
オフィシャル12年よりは、ナデューラに近い感覚を覚えます。
が、もう少し繊細。若い樹皮。

【味わい】
やや刺激を感じますが、すぐに甘さが広がってきます。
最初の刺激のおかげで(?)、やや味わいに粗さを感じますが、
桃の果肉のような滑らかな味わいがあって、驚くほど飲みやすいです。
奥の方から麦汁感がフワッと感じられ、繊細な味わいの中に穀物の味わいを
強く意識します。さらに、ややクリーミーさも。
バニラやレモンのフレッシュさは、間違うことのないリヴェットの味わい。

【フィニッシュ】
軽やかでキレのある短い余韻。
麦の香りを鼻の奥に感じつつ、フレッシュな蜂蜜とレモンの甘さを感じます。

…すごく簡単になっちゃいました(笑)
やっぱり、グレンリヴェットって難しいですね。
繊細かつ麦の味わいが強いナデューラ、といった印象でしょうか。

初めは、ちょっとスッキリしすぎかな?
もう少し厚みがあってもいいかも…と思ったのですが、
逆に言えば、日本人好みの繊細な味わいなのかもしれませんね。

見かけたらぜひ!
さらに関西圏の方のご意見もお聞きしたいトコロです♪
…それにしても、ラベルの『京』一文字、めっちゃカッコいいですね~!!

#グレンリヴェット #スペイサイド

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