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戦う英語?!

 
昨日はJSS英語教室に参加していたKWC企画世話人です。
新しい発見がありました。
 
先生は、モード・ラムゼイさん。普通の英語教室では教えてくれない面白いことを教えてくれます。
 
まず、次の質問に答えてください。
 
1)Please would you come here?
2)Would you please come here?
3)Would you come here, please?
 
a)Please stand up.
b)Stand up please.
 
1)~3)で、話された側が受け取るニュアンスの差はなんでしょう?
a)とb)に違いはあるでしょうか?
 
わかりませんよね。学校では教えてくれない英語の一つだと思います。
 
わかり易く説明するのに、a)とb)でやりましょう。
 
a)はおまわりさんや学校の先生などが使うのにふさわしいそうで、もし、私たちが何気なく友人達などに使ったら、相手は気分を害する表現なのだそうです。そして、b)のようにpleaseは最後にくっつけて使うとそんなことがなくなると。
 
1)と3)の違いもそれと同じ、2)はその中間ぐらいの印象ということでした。
 
そして、日本人が習う英語は、Fighting English だと。うっかり使うとケンカになりかねない表現を習っているというのです。
 
Passport please.(パスポートを見せてください)と言われて、Here you are.と言ってだせと書いてある英会話のテキストは沢山あります。わたしもそうだと思っていました。でも、これも Fighting English で、言われた側は多分カチンとくることがあるだろうと。もし、ヒースローの入国審査官があまり気乗りしないときにこれを言われたら、あなたの入国審査は長引くわよ~(笑)と教えてくれました。
 
では、なんというか、Certainly. これなら大丈夫と。
 
この夏英国に英国に旅行に行かれる皆さん、入国審査で Passport please.  と言われたら、Certainly と言ってにっこりしましょう。

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