最近のベンリアック1976年を飲み比べしてみたKWC企画世話人です。
まずは、どちらもベンリアック1976で、おいしいベンリアックだということをお断りしておきます。
1)どちらも開けたてよりもしばらく時間をおいたほうが”本性”がよくわかります(笑)
2)よいところは、信濃屋は1976年によく感じる南国感、BBIは桃感、土壁感といったベンリアック1968年に感じる要素をもっていること。やはりどちらもうまいベンリアックです(笑)。
3)強いてあらをさがすと(あくまでも強いて)、信濃屋はグレープフルーツになりきれない苦味を幾分感じることと1976年まではあまり感じ無かった砂糖菓子というかシロップのような1980年以降のベンリアックに感じる要素を持っていること。BBIのベンリアックはアルコール度数が40.5%ということもあって、ボディが幾分弱いこと。もっとボディを感じられるとよりいいのになぁと思います。
まぁどちらがどうというのを書いちゃましたけど、どちらも十分に楽しめますから、同時期にボトリングされた、残り少ないベンリアック1976年を楽しんでください。
#ボトル