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グレンギリー1988 18年 ピアレス

昨日はまったり過ごして今日からは遠くて近いところにお出かけしているKWC企画世話人です。

最近、自らの実力不足がはっきり分かってきてちと悲しいKWC企画世話人でもあります。。。。

昨日からお休みだったので、引き続きウイスキー棚探索をしてみました。お~買った記憶も定かでないボトル発見(笑)。2本あったので、ひとつを開けてみました。うまい!ということで記事にしました。

 グレンギリー1988 18年 ピアレス
 蒸留1988 ボトリング2007年2月 ボトリング本数272本
 700ml 52.8%

正直に言えば、グレンギリーにはパフュームがあるんではという先入観がありました。でも、わたしのレベルのパフュームセンサーではこのボトルには、そうではないと思いました。それどころか、ヨード香のないスモーキーさを感じて、チョコレートのような甘さ、そして、とてもクリーミーで、うまいグレンギリーだなぁと思いました。

ちなみに、Glen Garioch の Garioch は地名ですが、Glen Garioch は地名ではありませんよね。ということは、Garioch はゲール語で的確に意味をあてることが可能ですが、Glen Garioch にゲール語で意味をあてようとしても、本当のところはその名前を付けた人とそれをきちんと教えてもらった人にしかわからないってことです。

蒸留所名をスコットランドらしく聞こえるためか、谷という意味のグレン+地名もしくは人名あるいは、山や丘という名前のベン+地名 とつけたと考えられる蒸留所名が結構ありますよね。Glen Garioch もそのうちの一つだとわたしは理解しています。ギリー蒸留所のように地名そのままだったらゲール語の意味もわかりやすんですけどね~。

また、Garioch の発音がギリーのようになのは、これがスコットランドの北東方言だからだそうです。この地域以外の方がギリーとは発音しない or できないのです。日本でも東北の地名を現地の人が発音するようには、他の地域の方はしない or できないというのに似ているかもしれません。

味や香りの話よりもこの手の話の話のほうが得意かも(情けない....)。

#ボトル

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