ウイスキー本も結構読む(見ている)KWC企画世話人です。
26日に届いたこの本をさっそく見ています(読んでいるとは言い難いかな)。
最初の部分は、この一年のトレンド、そのなかでも不況について記述されています。
ウイスキーイノベイターということで、厳しいスコッチウイスキーの定義のなかで新しいことに挑戦してきた人々を取り上げてあります。その代表として、ウッドフィニッシュという概念を作り出したビルラムズデン博士とグレンモーレンジー蒸留所を取り上げていました。
閉鎖蒸留所とそのウイスキーについても書いてあって、なかなか楽しめます。白黒のポートエレン蒸留所とブローラ蒸留所はなかなかいい感じの写真でした。また、ローズバンク蒸留所でポットスチルが盗まれた事件についても書いてあります。
ピートをたきこんだモルトウイスキーのこと、世界各国の消費傾向などに続いて、各蒸留所とそのウイスキーが紹介されています。特に、新製品の紹介があるのがうれしいです。
グレンガイルやアヴェンジェルクなどの新しい蒸留所についても紹介してありますし、もちろん、日本の蒸留所、さらには、台湾の蒸留所が紹介してあるのには驚きました。
英語の本ではありますが、関心がある方はぜひどうぞ。
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