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ウィスキーの小瓶

西口と北口の合成ベクトルの先に、その整形外科はある。
スーパー赤札堂の近くだ。
このドクターの偉いところは、休まないこと。
診察券には「everyday」と表記してある!
 
右肩甲骨痛は、職業病であろう。
診察を終えて、処方箋薬(ケンタン等)を隣りで受け取り、
さて、どのルートで職場へ行くか?
 
職場は東口と南口の合成ベクトルの先…
つまり駅を挟んで対角線的に正反対、最長距離!
西口駅前を通りビックリ・ガードを潜るルートもあるが、
人混みを避けたかったので、
 
かつて5年ほど暮らしたマンションの前を通り、
平和通りを横切り、ホテル街を抜けて、
私鉄とJR(これも私鉄なんだけどね)の線路をまたぐガードを越え、
山屋があり、元文芸座の角から元三越裏を通り、
ビックカメラの酒屋で「響17年」ミニチュアを680円で買い、
ミルキーウェー前スクランブル交差点から
元国民生活金融公庫の脇道に入り、
程なくして到着となりました。
 
物心が付いてから30年以上、この街と付きあってきて、
この街で、随分お酒も飲みました。
 
この街から僕の実家までは、
地下鉄で2駅、
歩いても1時間弱でしょう。
 
ここから、話しはタイムスリップして数十年前……
地下鉄の駅の改札を出て、春日通りを渡り、
春日通りを右手へ真っ直ぐ行くと、
かつて、家族亭という名の飲み屋さんと焼き肉屋さんがありました。
いまは、インドシナという名のベトナム料理屋さんになっています。
 
その先に、酒屋があり、
若かりし頃、
そこでウィスキーのミニチュア瓶を買い集めていたことがあります。
それが、僕とウィスキーの出会いの最初だったと思います。
 
http://www.youtube.com/watch?v=k3vtITyjDvg

つづく。

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