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ニッカ創立記念日

 7月2日は、ニッカの75周年創立記念日、そしてブレンダーズバーの5周年でした。つまり、ブレンダーズバーはニッカ70周年を記念してオープンしたお店なんです。

 そんなめでたい月なのでブレンダーズバーでは感謝企画が催されています。まずは、7月中に竹鶴シリーズが特別価格で飲めます。そして、7月1日~6日までの間は、非売品の余市10年が飲めます。

 これは余市がウィスキーマガジンのThe Best of Bestsに選ばれた樽と同時期の樽で、授賞式の時にお土産にもっていったり、小泉首相に渡したものと同じ樽だそうです。樽は新樽、樽番号223619、蒸留日1990.2.16、壜詰日2002。7.5、ラベルには10 years oldとありますが、12年ものです。
 実は、ブレンダーズバーには2日ではなく、次の日の金曜日にゆっくり来ようと思っていました。そうしたら、1日に来店してこのボトルを飲んだ人が、mixiで「ボトルは残り半分しかない」なんて書き込んだものだから、あわてて2日の日にやってきたわけです。それもそのはず、この非売品のボトルは限定1本だったんです。しかもお一人様一杯限り。

 お店に着いたのは、午後6時10分ごろ。もちろん口開けです。カウンターに座って、とにかくお目当てのボトルを注文、ゆっくりと味わいました。そのうちに一人、二人とニッカフリークが集まりだし、気がついたころにはカウンターはいつもの顔ぶれで一杯。ボトルもどんどん減っていきます。結局、ボトルは二日目で完売となったようです。久しぶりに味わう余市10年新樽。新樽の個性を受け止めて負けない余市の酒質、樽香と甘いアロマのマッチングの良さ、口に含むと新樽の香がエステル香へと昇華しているのがわかります。ああっ、至福の一時。

 この後は、特別価格ということで竹鶴35年2008年を頂きました。これもひさしぶりの35年、いいできです。

 ブレンダーズバーの感謝企画は、来週以降も週替りであるようです。来週は、余市20年1988と宮城峡20年1988です。いけるかどうか微妙ですが、余市と宮城峡の水平テイスティング、して見たいですね。

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