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東京、最初の夜

 内地は暑い!というのを痛感したGIANです。

 昨夜は5時半の飛行機で新千歳空港から羽田へ戻ってきました。千歳では、適当に(というか手当たり次第に)お土産を買ってリュックが一杯になってしまいました。とにかく、7時過ぎに羽田へ到着、行きはすかすか帰りは満杯になったバッグを宅配で千葉の自宅へ送り、お土産の入ったリュックを背負って六本木へ向かう。札幌と違って、東京は湿ってねっとりした空気が体にまとわりつき、じっとしていても汗ばんでくる。内地は暑い(内地とは、北海道民が本州のことを指して言う言葉です)。

 羽田からはモノレール→山手線→都バスで六本木一丁目へ、近くのコンビニでウコンの力を飲み、予定通りアイラバー東京へ。AI嬢の元気な顔をみて、しばしなごむ。まずはあいさつ代わりにお土産を渡す。六花亭のホワイトチョコ(ストロベリーのドライフルーツをホワイトチョコでくるんだもの)で、ちょうどお店にいたAI嬢のお友達にも分けて、ほぼ一瞬で消費しました。私はまずはバスペールエールでのどを潤す。

 次にクォーターカスクのハイボールを飲むのだが、その前にもう一品お土産を出した。五勝手屋羊羹である。丸い筒の中に羊羹が入っていて、筒の下から押し出し、筒についている糸で羊羹を切って食べるようになっている。包丁もお皿もいらない、そのうえ手も汚れないというハンディタイプの羊羹である。小さい頃は羊羹を糸で切るというのが面白くて、どこまで薄く切れるかと妹と競争した記憶がある。

 そんな羊羹を出したところ、羊羹にはふつう渋茶と相場が決まっているが、アイラモルトでもあうのでは?という話が出て、おもしろそうなのでラフソーと合わせてみた。特にうまいという訳ではないが、ラフソーを邪魔はしないので、アリである。この後、ジュラレガシー+ヘビーピートジュラのハイボールとも合わせてみたが、いける。ハイボールじゃなくても、ストレートでもいける。これは新しい発見である。皆さんもアイラモルトのつまみに羊羹をどうぞ。

 羊羹話でもりあがったところで、シングルモルトへ話は移る。いつもなら、A氏がチョイスしてくれるのだが、今日はA氏の代わりにAI嬢がチョイス。そう言えばA氏はいつも僕にローランドモルトをチョイスする。どっちかというと私はハイランド系がすきなのである。それにローランドは流通しているモルトの数も限られるのでバリエーションにかける気がする。AI嬢はそこをついてきて、クライネリッシュを数本チョイスしてくれた。クライネリッシュは久しぶり。ということでまずはCADENHEADのクライネリッシュ15年を頂く、セカンドフィルのバットであろうか? トロピカルフルーツ一歩手前という感じの果実香と鉛筆。新人のT君が一生懸命味わいについて語ってくれた。彼も一人前のバーテンダーを目指して頑張っているようで、好感が持てる。二杯目は同じクライネリッシュだが、ブラッカダーの30年物。色は濃い目のアンバーだが、熟成年数を考えるとこれもセカンドフィルだろう。

 もう一杯ぐらいいけるかなと思ったが、終電を乗り過ごすわけにはいかなかったので11時過ぎに終了。南北線→中央線各停→総武線各停で自宅へ。でも、休み中は連日夜更かししていたので、眠れない。結局午前5時ごろまで録りためていた番組を見まくってやっと睡眠、目が覚めたのはお昼前だった。今日は早めに寝て月曜日に備えなくては。

#今日のお酒

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