山崎蒸留所で一番うまかったのは冷たい仕込水と思ったGIANです。
昨夜は遅くまでスナックで楽しんだおかげで、今日目が覚めたのは8時過ぎ。ホテルのチェックアウトは11時までだったので、シャワーを浴び、ゆっくりとしていた。せっかく京都まで来たので、山崎に寄らない手はないと思い、京都駅から山崎へ向かう。
山崎駅を降り、緑の山を眺めながらとぼとぼと蒸留所へ向かう。以前に来た時は確か山崎がSMWSに認定された時だったと思う。あれから何年もたつので久しぶりに一般の方に交じって見学することにした。見学まで30分ほどあったので、カウンターでボウモアセレクトを一杯。100円で飲めるのだから文句はない。
さて見学開始、ガイドのきれいなおねーさんが山崎は初めてですかとの問いにほぼ9割が手を挙げた。そしてウィスキーはよく飲みますかとの問いに手を挙げたのは何と私だけだった。おかげでガイドさんに顔を覚えてもらい、ガイドさんにぴったりとくっついて見学をしたのでした。
糖化・発酵棟にはいると、ウォッシュの香り、出来立てのビールといった感じか。最初に目に入ったのはでっかいマッシュタン、
そして木桶発酵槽8基、ステンレスの発酵槽も9基あるということ。山崎にステンレス発酵槽があるのは知らなかった。次に蒸留棟、初溜6基、再溜6基の計12基。見学のときはその内6基ぐらいが動いていて、サイトグラスから発泡の様子が見えたし、スピリッツセイフの中を蒸留液が流れていた。とにかく暑かった。そして、熟成庫。樽の香りよりもアルコール臭が強かったようだ。今回の見学では子供が多かったので少し心配でした。ここで見学は終了、最後は試飲会場へ。
試飲会場では、山崎の仕込水と山崎12年の水割り(またはソーダ割り)がふるまわれた。汗びっしょりだった僕は、仕込水を一気飲みして、すぐにお代わりしてしまいました。ガイドのおねーさんが、水割りの香りはいかがですかと尋ねていたのだが、正直キリっと冷えた水割りで香りはと言われても、???といった感じ、ソーダ割りの方が良かったかな? とにかく水割りを味わったあとはおかわりタイム、白州12年の水割りもふるまわれました。そこで、おねーさんにストレートはだめですかとお願いすると快くテイスティンググラスに山崎12年と白州12年をいれてくれました。この飲み比べは結構楽しかった。まあコメントは述べるまでもないでしょう。
おかわりタイムが終わって解散。皆さん、お土産を買いに出て行かれました。私もとりあえずどんなのがあるかなとアイテムを物色、僕的には18年のベビーボトルがほしかったんだけど、ベビーボトルは10年と12年だけだったのであきらめました。お土産を買うのは帰りにしようと思い、とりあえず展示物を眺めたあと再び一階のカウンターへ。頂いたのは響30年、そして山崎・白州の18年飲み比べでした。響30年、アロマにはあまり惹かれるものはなかったのですが、味わいはさすがに響30年。その内一本手に入れようかなあ。18年飲み比べは12年と違った面白さを発見。まあこれもコメントはなし。
最後は、お買いもの。買ったのは、知多グレーン、燻製3種(鮭とば、チーズ、ベーコン)、ウィスキーケーキと樽材でてきたペン(2色ボールペンとシャープが一体になったもの)です。
ガイドを始め、館内のスタッフはみな対応が良く、好印象でした。楽しいひと時をくれた山崎蒸留所に感謝です。
#今日のお酒