MENU

潮来あやめ祭りと水郷路ハイキング

 潮来へハイキングに行き、筋肉痛で半病人と化したGIANです。

 皆さん、駅からハイキングというのをご存じでしょうか。JR東日本が企画しているイベントで、駅を出発し駅に戻ってくるハイキングなんです。で、今回私が参加したのが「水郷潮来 あやめ祭りと水郷路ハイキング」というイベントでした。
 朝7時半に家を出て、千葉駅から成田線に乗り換え、潮来駅に着いたのが10時少し前、風は少し強いがいい天気でした。

 駅を出てイベントの受付を済ますとハイキングマップとバッジをもらいました。そして早速、マップに沿って北利根川の川縁を歩き始めます。全行程12km、こんなに長く歩くのはゴルフ以来、もっともゴルフも最近は乗用カートですからもう何年もこんな長距離を歩いていませんでした。ですからハイキングに参加しようと思ってから、ずーっと歩き切れるかなと心配で、どきどきしていました。案の定、川縁を歩く2kmですぐに膝が痛くなってきて、やばいなと思いましたが、歩き慣れないだけで、次第に楽になってきて、周りの景色を眺める余裕も出てきました。

 北利根川は、ボートやトライアスロンで使われる川のようで、一人用、団体用のボートが川を走っていました。気持ちよさそうでしたよ。

 北利根川に別れを告げると次は潮音時。奈良薬師寺の別院で慈母観音が祀られていました。そして、住宅地を抜け産業道路を通って道の駅に12時半に到着、ここが中間地点でした。すでに足は棒(というか丸太か?)、500mlのペットボトルのお茶を一気飲みし、たこ焼きでお腹を満たながらの一休みでした。

 午後1時ごろに道の駅を出て、ハイキングを再開。水郷路ハイキングらしく、次の休憩地までの3.6kmはずーっと川縁。しかもほとんど砂利道で、道の周りは雑草が伸び放題であった。足の裏が痛くなってきたところで砂利道を歩くと、まるで足裏マッサージを受けているようで悶絶状態である。さすがに途中で自主休憩。ふと川に目を移すと、遊覧船(10名乗り程のボート)が浮かんでいた。橋にはあやめをイメージした欄干が使われていたのがおもしろかった。
 さて、何とか足裏マッサージ地獄をクリアし、休憩地点の愛友酒造を目指したが、どうも道を間違えてショートカットしたようだ。気がついたころには既に潮来駅に向かっていた。住宅地の中を歩いていたので休むところもなく、体力の限界を感じていたところで線路の下を通過、本当ならお寺が最後の休憩地なのだが、駅から離れて遠回りとなるため、体力を考えてまっすぐ駅に向かうこととした。

 なんとか駅に到着し、完走とまではいかなかったがとりあえず無事終了。駅で一休みしながら考えてみると、「水郷潮来 あやめ祭りと水郷路ハイキング」のうち、水郷路ハイキングは果たしたが、一向にあやめを見ていなかった。ハイキングマップを確認すると、最後のお寺から駅に戻るコース沿いにあやめ鑑賞地があったらしい。複雑な思いである。

 とにかくハイキングを終え、電車に乗った。しかし、電車は満員で席に座れる訳もなく、足の痛みを我慢しながら車窓を眺めていた。さすがは水郷地帯、車窓からは一面の水田、茨城産コシヒカリの産地である。成田駅に近づいたところで私の前に座っていた方がそわそわしていた。もしかして成田で降りるのかも、と期待した。成田駅に到着、予想通り前に座っていた方が立ちあがった。すぐに座ろうと背中のリュックを下したところで横からご老人が座りたそうにしていたので、席を譲った。結局別の席が空いたので着席はできたのだが、立ったままだったらと思うとぞっとした。そしていつものごとく、千葉駅まで爆睡。筋肉痛が始まった足を引きずって帰宅。お風呂にはいって、湿布薬を足の裏、ふくらはぎ、太ももになりまくって、それでも今日は半病人状態、明日の会社、大丈夫だろうか?

#健康

この記事を書いた人