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懐かしい本に再会

古本屋さんで懐かしい本を見つけました。

1988年(昭和!63年)に柴田書店から刊行された「The Bar Book」。
A4サイズで、全国のBarがカラー(一部白黒)で紹介されています。
なんといっても20年前のガイドブックですから。
もうガイドとしてはあまり役には立たないのですが、史料価値としてはなかなかのものがあります。
何せ広告のウィスキーは特級表示、大阪はまだ南区、東京の市外局番が3桁ですから。

今はなきクール(銀座)、仏蘭西屋(ミナミ)、ルル(神戸)などがカラーで紹介されていたり、お亡くなりになられた堂島、京都、ミナミサンボアの先代マスター、吉田バーのマスターが仕事をしている風景、若き頃のFukuの福永さんやロオジエの上田さんなど、Bar好きが見たらたまらない内容です。

私は大学生の時にこの本を買って、京都サンボアや飛鳥にチャレンジしたんですよねぇ。
サンボアのマスターには「ピーナツの殻は床!」と叱られちゃいましたけどw
初めて行った銀座ではこの本を手に持ったままクールとダルトンを訪ねました。
おのぼりさん丸出しですな。

私が高校生の時にはこの手のガイドブックというのは結構出版されていたように記憶してます。
いつ頃からあったのかはよく分からないのですが、こういう古い本を見たりするのは、今発行されているものとは違った楽しみがありますよね。

ちなみにこの本105円均一コーナーにありました。
あまりに安い買い物に感動しますw

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