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Ben Riach 1994 2011年Whisky Live用manager”s choice

名古屋伏見のバーでいただきました♪

Ben Riach 1994-2010 July 15年 55.4% cask No. 6696
sherry wood matured  パンチョン

しっかりシェリーの香り♪
アーモンド,ナッツ系の香りもして,よい感じ♪

味は濃厚。
シェリーが際立ち,あまり甘みを感じません♪
いちじく様♪
この感じが過度になると,硫黄っぽさが出てくるのかな。
時間がたつとシェリー風味がかなり穏やかになり,
落ち着いた感じになりました~♪
ナッツ様の風味で丸みが出てきました。

甘さ控え目の大人のシェリー♪
角がとれた丸ののある味で,シェリーが突出してきませんね。

前に書いたアランが,フレッシュな女の子のイメージだとすると,
こちらはladyになった女性のイメージ♪
どちらも15年熟成ですが,
こちらの方が熟成感を感じました。
とはいえ,どちらもとても美味しくいただきました♪

シェリー,シェリーと言いながら,
ちゃんとシェリーを飲んだことがないな,と今頃気づき(笑),
後日,シェリーを飲みに行きました♪
フィノ→アモンティリャード→オロロソ
3種セットで頂きました♪
酸化熟成の過程を,飲んで体験♪
「百聞は一飲に如かず」です(笑)♪
酸化すると色がつくのは,リンゴを切っておいておくと変色するのと一緒,
と説明をうけ,むちゃくちゃ納得♪

硫黄っぽさが出てくるのは,酸化熟成中に硫化水素が出てくるから,
と聞いたことがあり,調べたこともありましたが,
樽を殺菌するために硫黄を焚くことがあるから,ってことも教えていただき,
これまた勉強になりました♪
殺菌に使ったあとは硫黄の香りがとれても,
樽に滲みこんでしまった硫黄の成分は,
ウイスキーの熟成中に,出てきてしまう,ってことなんでしょうかね。

オロロソを飲んだ後マッカラン12年を飲み,
味の共通性を確認♪
マッカラン12年のシェリーの感じって,
シェリー系の軸にするとよいだろうな,と思い,
しっかり味を覚えよう!と思っています♪

というわけで,今からマッカラン飲みながら,
シェリーの本を読むことにします♪
(今ぱらぱらめくると,オロロソの甘みはグリセリン由来だとか!)

タイトル以外の内容の方が充実してしまいましたが(笑),
美味しいシェリー樽熟成のモルトはいいよね♪ってことで。
硫黄っぽいざらつきを感じさせないシェリー樽熟成のモルト,
大好きです♪
 

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