名古屋の伏見のバーでいただきました
新しいボトルを封切していいただくことが何度かありますが,
このボトルもそうでした。6月上旬のことでした。
オーナーは,とても紳士でいらっしゃるので,口では言われませんが,
たまに「封切したいな~」という「気」を発しておられるのを私が感じるときがあり(笑),
その「気」に負け(笑),封切してもらいました
The Whisky World vol.28で,これがとても高い評価をされていたいのを知っていたので,
確かに気になる・・・,というわけで
そのときの印象を,過去のノートで見てみると,
グレープフルーツのワタ,よもぎ系,少しウッディ,加水した方がよいかも,なんて書いてある。
で,要は,確かに美味しいんだけど,雑誌でそこまで高い評価になる理由がよくわかんない・・・。
だから,もう少し開いてからもう一度飲みたい!と思っていました。
で,先日,クライヌリッシュの飲み比べをしたあと,その機会がやってきたわけです
その記事にも書きましたが,とにかく美味しくなっている。びっくり!
「わ!」というような興奮する感じではなく,ずっとノスタルジーに浸れる。
クライヌリッシュが「恋」なら,ダフタウンは「愛」だと書いちゃいましたが,
クライヌリッシュを飲むと元気な笑い声が出てくるけれど,
ダフタウンはモナリザの微笑みが出てくる,
そんな感じ・・・。
超自分の世界にに入ってしまったコメントですが(笑),
とにかく気に入ったので,これからは〆の1杯にしようと思いました。
今までの私の〆の1杯は,
Inchgower1974-2009 34年 Old Malt Cask
ほぼ1年くらい御世話になっています。
もちろん毎回ではありませんが,よくいただいています
今回からダフタウンにしようなんて,ちょっと浮気心を出したら,
向こうの方で,インチガワーが私を見つめている・・・。
その凛とした姿は,浮気相手をモノともしない正妻の凄みとでも言いましょうか(笑),
でも,本当にそう感じてしまい,
「浮気してごめん・・・。今から飲みます」
と言わせるものがあり,インチガワーを飲ませていただきました。
インチガワーの話は,また次回に♪
#Dufftown