いよいよポットスチルへ。
スプリングバンクのものより、いくぶん大きいです。玉ねぎ型?でしょうか。
そのネックには、ボウモアのシンボルマークが。
そして、今まさに蒸留の真っ最中でした。
側にいても、熱が伝わってきます。
泡が気体となって立ち昇っていく音、「命の水」が生まれている音が室内に響いています。
金ピカのミドルカット。非常に磨き込んであります。
敷地の中にある川には、勢いよく水が流れていました。
ピートに染まった褐色の水です。
ウエアハウスで、ひっそりと眠る樽たち。
さすがに、ここには海の潮が入ってくるような感じはしませんでした。
壁が黒ずんでいるのは、樽から蒸発するアルコールの影響だそうです。
合理的な設備と、昔ながらの伝統。そして、時が流れ、この島の自然に抱かれながら熟成されていく樽。
すばらしい「命の水」だなぁと、素直に感動です。
#アイラ島