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日記

会社を出たとき、既に午前0時を過ぎていて、外は雨が降っていた。
雨の日曜の深夜では、タクシーひとつつかまらない。
こんな日はさっさと帰って半ば酒にやっつけられる前に寝てしまうのに限るのだ。
タクシードライバーだって、そう思っているに決まっている。

仕事明けに飲む酒といったら何だろう?
ポーター?

このとき僕はビターがとても飲みたかった。
会社は乾燥していたし、最後に物を口にしてから7時間程経過していた。
単にのどが渇いていたのかもしれない。
しかしながら、ヤングも緑色のギネスの缶さえも、このあたりでは手に入らない。
ましてやこの時間では購入場所自体が限られていた。
遠回りになってしまうが、24時間営業のスーパーでキルケランを買ったことがある。
今置いてあるかはわからない。
ほんの気まぐれだったのかもしれない。

やはり、こんな日はさっさと帰って半ば酒にやっつけられる前に寝てしまうのに限るだろう。

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