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【S】 SPEYSIDE / スペイサイド

ハイランド地区S

【S】SPEYSIDE / スペイサイド

●ウェブ・サイト・・・・http://www.speyside.com/ http://www.speysidedistillery.co.uk/
●所在地・・・・・・・・Glen Tromie, Kingussie, Inverness-shire
●創立・・・・・・・・・1895年(Sir George MacPherson Grant & George)現在の蒸留所は1990年
●所有者・・・・・・・・Speyside Distillery.co
●発酵槽・・・・・・・・ステンレス×4基
●蒸留器・・・・・・・・初留×1基 再留×1基
●仕込み水・・・・・・・ガイック鹿保護区内の泉(River Tromieと表記されることもあります)
●ブレンド銘柄

スペイサイド

*少なくとも発売当初のスペイサイド・ブレンデッドにはブレンドされて無かったと思いますが、現在の物には当然ブレンドされているはずです。比較的新しい蒸留所なので以前はラインナップも少なかったが、現在は以下のように多種多様なラインナップをリリースしている。また、こちらのブログに来ている方ならスコッツ・セレクションやプライベート・セラー・シリーズのシングル・モルトをリリースしている会社としての認知があるかも知れませんね。

Speyside Distillery Blended List

Best Seller
Black Fox
Glenross
Great Scots
Highlander
King”s Crest
Kings Scotch
MacGavin”s
Murdoch”s Perfection
Old Monarch
Scotch Guard
Scottish Prince
Speyside
The Dirk

*興味があれば2つ目のウェブ・サイトに詳しく記載されています。

【ティスティング No.112】

ドラムーイッシュ(ドラムグイッシュ) No Age 40% 蒸留所詰め
90”s Rotation

【色】
薄いゴールド。(チャート0.2~0.3)

【香り】
ニュー・ポット、麦芽、ハーブ、遠くに蜂蜜とクリーミーな甘さをソフトに感じる。

【味、フィニッシュ】
軽くローストしたナッツ、干し草、バニラ系の甘さ、やんわりと煙。申し訳なさそうにタンニンが現れ、香ばしいナッツのニュアンスがフィニッシュまで続く。アフターは長くは無いが、気持ちの良いクリーミーさが残る。

【総評】
「Drumguish」は5年程度の若いモルト・ウイスキーと言われるだけあり流石に複雑さも特別な味わいも無いけれど、ナチュラルな美味しさを持つ秀逸なウイスキーだと今回は感じた。残念なことに現在生産されて無いようだが、行き付けのバーで見かけたら是非1杯目に飲んで欲しい。きっと2杯目以降のバロメーターとして活きてくるウイスキーだと思います。

現在はドラムーイッシュ表記のものは製造を中止し、スペイサイド表記のシングル・モルトへ完全にシフトしていて、私は飲んで無いので比較もクソもないのですが、熟成が伸びた分恐らくはそのポテンシャルを発揮しているのではないかと察します。

ま、そうそうスペイサイド蒸留所に思い入れある方は居ないと思いますが、ボトラー関係も無くはないものの極限られていますので、ラインナップを増やしたいと思うのであれば即ゲットでしょうね。

ちなみに、創立1895年とした同名の蒸留所のオマージュは今回のドラムーイッシュと言う名前などで分かる所ですが、実際は別の蒸留所と考えた方が良いとは思います。それと、スペイサイドと言う名前の蒸留所なのにハイランド産となっているのは、多くの資料でそう表記してるからであり、名前からでしょうけど、スペイサイド産と表記している所があることも一応書いておきます。

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