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【G】 GLENROTHES / グレンロセス

スペイサイド地区G

【G】 GLENROTHES / グレンロセス

●ウェブ・サイト・・・・http://www.glenrotheswhisky.com/ http://www.thefamousgrouse.com/
●所在地・・・・・・・・Rothes, Morayshire
●創立・・・・・・・・・1878年
●所有者・・・・・・・・Highland Distillers Co plc
●発酵槽・・・・・・・・オレゴン松×12基
●蒸留器・・・・・・・・初留×5基 再留×5基
●仕込み水・・・・・・・蒸留所背後の丘の上の泉
●ブレンド銘柄

ベリーズ・ベスト
ブルー・ハンガー
カティサーク
フェイマス・グラウス
ザ・マッカンガス
ブラック・ボトル

*オフィシャル・シングル・モルトと同じく、上から3つがベリー・ブロス・アンド・ラッド社(Berry Bros & Rudd)からリリースされている。当然、関係も深く、味にも大きく作用している。ハイランド・ディスティラーズ社との関係は今の所分からないので、子会社、ブレンディング専門、もしくは単にボトリング会社として認識するかは皆さんに任せる。

ハイランド・ディスティラーズ社としてはフェイマス・グラウスがリリースされているが、グレンロセスよりも、マッカランやハイランドパークを味の決定打にしているようだ。ちなみにフェイマス・グラウスのサイトではグレンタレットが購入出来る。

【ティスティング No.41】

グレンロセス 1968年蒸留 27年熟成 54% スコッチ・モルト販売詰め

【色】
マホガニー。古いアモンティラード。(チャート1.5~1.6)

【香り】
オロロソ・シェリー。セメダインとバニラの甘み。焦がした砂糖。ナッツと少しスパイス。少しの酸。苦味を感じさせない官能的な香りだ!

【味、フィニッシュ】
期待を裏切らない味わい。渋さの無いシェリー物。ややドライながら濃厚なカラメルとバニラ。遅く現れるタンニン。アフターも長く良好。

【総評】
いわゆるダーク物では無いが、文句無しに美味いシェリー樽熟成の1本。

しかし、グレンロセスは美味いな~!!数こそ余り飲んで無いものの、私は今の所スカを引いたことが無い。きっと原酒のポテンシャルが高いのでしょう。

現行のボトルは形が嫌いで個人的には購入しないがグレードは高いと思う。ボトラー物も沢山あるので選択支も多いし、シェリー樽以外も面白そうだ。

残り少ないが、ウチの1969年のサマローリを飲めば、間違い無くモルト・ジャンキーになるだろう(笑)。

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#スペイサイド

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