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京都 カルバドール

今年もお誕生日は京都で。
せっかく水泳で保っている体型が、あっと言う間に崩れてしまうほどの、美酒と美食と最高のオモテナシ=ホスピタリティに溺れる。
そして締めくくりは、Barカルバドール。
『何になさいましょう』
『あえて1966ヴィンテージの何かを少し』
『想い入れでも、、、?』
『お誕生日なので、今日ぐらいは、ね、』
『レディの年齢は聞かないようにしてるのですが、、、わかってしまいましたね』
ふたつ先の男性客が参加する。
『そんなのもあるの?』
『おっちゃんのオーダーなら無いって断りますが、美人のオーダーなら張り切って探します』
供出されたのが、ゴードン&マクファイルのグレングラント1966
カスクNO:2929をハーフフィンガー。
口腔が焼ける50.9%。
そして2杯めはまったく同じものの
カスクNO:2928、52.1%。
樽が綺麗にパンチを加えているが、
グレングラントらしい透明感と果実味が表れているのは1杯目かな。
こんな希少マイ・ヴィンテージを飲み比べ出来るなんて天恵、幸甚。
ふふふ、周りのお客様が肖りたいと
追随しはじめた、、、。

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