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【G】 GLENTURRET / グレンタレット

ハイランド地区G

【G】 GLENTURRET / グレンタレット

●ウェブ・サイト・・・・http://www.famousgrouse.co.uk/
●所在地・・・・・・・・Crieff, Perthshire
●創立・・・・・・・・・1775年
●所有者・・・・・・・・Highland Distillers Co plc
●発酵槽・・・・・・・・オレゴン松×8基
●蒸留器・・・・・・・・初留×1基 再留×1基
●仕込み水・・・・・・・タレット川、タレット湖(多くはLoch Turretと紹介されてる)
●ブレンド銘柄

ザ・フェイマスグラウス

*モルトウイスキー大全などに掲載されているサイトをクリックすると、現在フェイマスグラウスのサイトへ飛ばされるが、大々的にグレンタレット蒸留所の説明があるし、レアなボトルも販売されているので、まさか、これでブレンドされて無いってことはないだろう!!

しかし、同蒸留所がハイランド・ディスティラーズ社へ移行したのは1990年なので、然程古い歴史がある訳では無く、殆どの書籍では「シングル・モルトとしての出荷が多い」とあり、ブレンデッド・ウイスキーへの供給については触れられていない。

以前は普通に販売されていましたが、近年グレンタレットのボトルを見かけ辛くなったのは、案外「ザ・フェイマスグラウス」が原因かも知れませんね。

【ティスティング No.99】

グレンタレット 12年熟成 40% 蒸留所詰め
90”s Rotation

【色】
ゴールド。(チャート0.4~0.5)

【香り】
バニラ、ワックス、麦芽、発酵バター、枯れ木。少し香ばしさも感じる。

【味、フィニッシュ】
酸を伴ったバニラでクリーミィ。ナッツの香ばしさと優しいスパイス感。フローラルなバターといった感じ。非常にスムースでフィニッシュまでが速い。アフターにも殆どタンニンは感じず、発酵バターと花で締めくくる。

【総評】
昔から好きな銘柄なので少し甘いかも知れませんが、ん~・・、やっぱ普通に美味いな~!!ま、しかし、発酵バターと花の特徴は好き嫌いが分かれる所でしょうか?

私的にはこういった特徴的な味わいがあった方が評価が高いのだが、実際は、良~く味あわないと見つけれなかったり、流してしまう銘柄かも知れません。しかし、以前のグレンタレットには伝説的に美味いものがあり、私も憧れたようなボトルもあったんですが、上に書いたような理由などにより、ここの所影が薄いようです。

現行のホワイト・ラベル10年は日本でも容易に見つかるが、その他のものは殆ど輸入されて無いので、懇意にしているインポーターへ頼むか、個人輸入するしか手立てが無いだろう。また、探せば今回の旧ラベルも入手可能なので新旧の比較は出来るかと思う。

ボトラー関係は以外に多いし長期熟成の物もリリースされているようですので、グレンタレットに関してはそちらで楽しむことが今の所は得策かも知れませんね。

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