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【A】 ABERFELDY / アバフェルディ

ハイランド地区A

【A】 ABERFELDY / アバフェルディ

●ウェブ・サイト・・・・http://www.dewars.co.uk http://www.dewarsscotch.com/
●所在地・・・・・・・・Aberlfeldy, Perthshire
●創立・・・・・・・・・1896年
●所有者・・・・・・・・John Dewar & Sons Ltd (Bacardi Ltd.)
●発酵槽・・・・・・・・オレゴン松×6基
●蒸留器・・・・・・・・初留×2基 再留×2基
●仕込み水・・・・・・・ピティリー川
●ブレンド銘柄

デュワーズ
ブラック&ホワイト

*アバフェルディ蒸留所はジョン・デュワー&サンズ社が1896年に操業した蒸留所で、デュワーズとは今も関係が深いメイン・モルトの1つ。ブラック&ホワイトは、1920年代以降のDCL、UD社時代にブレンドされ始めたのだろうと思われる。1998年、バカルディ社買収後のブレンドについては分かりかねるが、少なくともデュワーズへのブレンドだけは続けられているだろう。

【ティスティング No.68】

アバフェルディ 15年熟成 花と動物(Flora & Fauna)43% 旧UD社詰め
90”s Rotation

【色】
薄いゴールド。(チャート0.3~0.4)

【香り】
バニラ、カラメル、除光液、蜂蜜とナッツ、少~しカナブン臭。

【味、フィニッシュ】
蜂蜜のような甘さがしっかりしていて見た目より線が太い。クリーミィで滑らか。バニラやナッツのニュアンスに柔らか目のタンニン。アフターは思った通り、ほどほどな長さ。嫌味が無い。

【総評】
花と動物シリーズでは長めの熟成で、バランスが良くそこそこ満足感がある1本。今回のボトルは丁度10年位前のボトリングで、味わいの上でのまとまりが出て来た所だと察する。

程々のボディに分かりやすい味の構成、ん~、良く出来たウイスキーでこれと言った文句も無いので、逆にコメントし辛い(笑)。イメージだけなら、往年のデュワーズを濃くしたような味わいと言えば分かりやすいのかも知れません。

バカルディ社へ移行後のボトルはまだ飲んで無いので何とも言いようが無いのだが、ブレンデッド・ウイスキーのトップ・ブランドであるデュワーズの原酒たる味わいは期待したいものだ。

ボトラー関係も程々リリースされているので比較試飲の楽しみもあるでしょう。恐らく探せば「キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!」って感じの物もありそうな予感がする蒸留所の1つです。

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