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【M】 MORTLACH / モートラック

スペイサイド地区M

【M】 MORTLACH / モートラック

●ウェブ・サイト・・・・なし http://www.diageo.com/ http://www.singlemalt.jp/
●所在地・・・・・・・・Dufftown, Keith, Banffshire
●創立・・・・・・・・・1823年
●所有者・・・・・・・・Diageo Moet Hennessy (旧UDV社)
●発酵槽・・・・・・・・カラ松×6基
●蒸留器・・・・・・・・初留×3基 再留×3基
●仕込み水・・・・・・・コンバルヒルの泉
●ブレンド銘柄

ジョニー・ウォーカー
ジョン・バー

*ジョン・バーも、実質ナンバー・ワン・ブレンデッドであるジョニー・ウォーカー系列のブレンデッド・ウイスキー。1923年、ジョン・ウォーカー&サンズ社が所有した以降、今もメイン・モルトの1つとしてブレンドされている。特に1978年デビュー銘柄のジョン・バーは、モートラックが味わいの中心を担っているらしい。

【ティスティング No.58】

モートラック 20年熟成 1978-1998 62.2% 蒸留所詰め
RARE MALT SELECTION

【色】
ゴールド。(チャート0.5~0.6)

【香り】
酒精の強さは明らかに「ツン」とした刺激。バニラが支配的。藁、水あめ、淡くピート、麹の様な香りや花のニュアンスも。

【味、フィニッシュ】
酒精が強く唇が痺れる。なおも注意深く探ると、バニラと麦芽の嫌味無き甘さ。藁や干し草、余り強く無いタンニン。ストレートだと味わい辛く、加水後アフターが長いことに気付く。

【総評】
非常にパワフルで凶暴なモルト・ウイスキー!口に含むと徐々に麻痺して来るのが分かるほどだ!!

しかし、味わいについては正直普代点。何かがブチ切れて途出していることも無く無難にまとまっている感じがする。あえて言うなら、嫌味の無い麦芽糖のような美味しい甘さ位か・・。

モートラックで過去味わって感じるのは、シェリー樽との相性が良さだと思うが、今回のスタイルだとあと10年、20年は熟成の余地があるように思える。

ストレートだと痺れて分からなくなるし、加水しても崩れないので、トゥワイス・アップで飲むべきウイスキーかも知れません。

通常商品としては花と動物シリーズの16年物が現在もリリースされており、ボトラーズ関係も多く、多彩な味わいを楽しめる蒸留所だと言えるでしょう。

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#スペイサイド

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