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【M】 MILTONDUFF / ミルトンダフ

スペイサイド地区M

【M】 MILTONDUFF / ミルトンダフ

●ウェブ・サイト・・・・なし
●所在地・・・・・・・・Elgin, Morayshire
●創立・・・・・・・・・1824年
●所有者・・・・・・・・Allied Distillers Ltd.(Pernod Ricard S.A.)
●発酵槽・・・・・・・・ステンレス×18基
●蒸留器・・・・・・・・初留×3基 再留×3基
●仕込み水・・・・・・・ブラック・バーン
●ブレンド銘柄

バランタイン
アンバサダー

*バランタインにブレンドされる魔法の7柱の1つとして余りにも有名な銘柄。アンバサダーも系列ブランドでメイン・モルトの1つだが、輸出専用なので英国ではリリースされてないらしい。

2005年、ペルノ・リカール社買収後は複雑で良く分からないが、間違い無くオフィシャル・ボトルを見かけ辛くなった銘柄だ。時折G&Mのボトルをオフィシャル扱いしてる向きもある。(参考)http://allieddomecq.com/

【ティスティング No.56】

ミルトンダフ・グレンリベット 12年熟成 43% 蒸留所詰め
For Japan (Suntory Allied), 90”s Rotation

【色】
薄いゴールド。(チャート0.3)

【香り】
バニラ、麦芽、軽くフローラルさとカラメル。非常にソフト・タッチな香り。

【味、フィニッシュ】
麦芽の甘み、蜜のような感じもある。藁っぽさは少なく余計な味が無いのでスムースな飲み心地。アフター・フレーバーはバニラと余り苦さの無いタンニン。フィニッシュは割合早め。

【総評】
おおむね綺麗でクリーンなモルト・ウイスキー。麦芽自体の甘みが非常に心地が良く、流石バランタインの原酒といった所だ。

残念ながら近年はオフィシャル・ボトルをほとんど見かけなくなったが、色々なボトラーから様々なスタイルで詰められているので、割合楽しみの多い蒸留所かも知れない。

明日掲載予定の、1964年から導入され1981年に撤去されたローモンド・スティル版の「モストウィー」も現在購入可能なので、比較してみるのも面白いと思います。

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#スペイサイド

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