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【L】 LINKWOOD / リンクウッド

スペイサイド地区L

【L】 LINKWOOD / リンクウッド

●ウェブ・サイト・・・・なし http://www.diageo.com/ http://www.singlemalt.jp/
●所在地・・・・・・・・Elgin, Morayshire
●創立・・・・・・・・・1821年
●所有者・・・・・・・・Diageo Moet Hennessy (旧UDV社)
●発酵槽・・・・・・・・カラ松×11基
●蒸留器・・・・・・・・初留×3基 再留×3基
●仕込み水・・・・・・・ミルビュイズ湖近くの泉
●ブレンド銘柄

アボッツ・チョイス
ザ・マッカンガス など

*リンクウッドはアボッツ・チョイスの原酒と、ほとんどの書籍にて紹介してあるが、現在はまず見かけない銘柄。海外のサイトも多少検索してみたが、ほとんどが7~80年代のボトルのようだった。

【ティスティング No.48】

リンクウッド 22年熟成 1972年蒸留 59.3% 蒸留所詰め
RARE MALT SELECTION, 90”s Rotation

【色】
薄いゴールド。(チャート0.3~0.4)

【香り】
ボンド、蜂蜜、ゴム、少~しピート。花や草のような香りもあるが、大まかには薬品っぽいケミカル感がある。

【味、フィニッシュ】
超甘く、超ドライ!!ストレートの場合、最初は舐めるように口を慣らす必要アリ。バニラと蜂蜜の甘さ、南国フルーツからタンニンの苦味へ向かう。アフターも長い。

【総評】
胸を締め付けるように非常に熱く強い酒精だが、このリンクウッドは南国フルーツのボディがたまらなく美味い!!

ただ、額面通りに非常に強く感じるウイスキーなので、若干の加水をお勧めするが、是非最初は、この熱さとフルーティさをストレートで味わって欲しい。また、加水しても崩れる事無く味わえるので、慣れてない方には割った状態(いわゆるトゥワイス・アップ)で勧めても良さそうです。

現在のオフィシャル・ボトルは花と動物シリーズの12年熟成。ボトラーも割合多くリリースされているので、色々なリンクウッドが楽しめると思います。

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#スペイサイド

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