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【I】 INCHGOWER / インチガワー

スペイサイド地区I

【I】 INCHGOWER / インチガワー

●ウェブ・サイト・・・・なし http://www.diageo.com/ http://www.singlemalt.jp/
●所在地・・・・・・・・Buckie, Banffshire
●創立・・・・・・・・・1871年
●所有者・・・・・・・・Diageo Moet Hennessy (旧UDV社)
●発酵槽・・・・・・・・オレゴン松×?基
●蒸留器・・・・・・・・初留×2基 再留×2基
●仕込み水・・・・・・・メンダフ・ヒルズの泉
●ブレンド銘柄

ベル
シンジケート 58/6 など

*1930年代半ば頃にアーサー・ベル&サンズにより買収。現在も全世界に向け販路があるウイスキー「ベル」の主要な原酒だ。

【ティスティング No.45】

インチガワー 19年熟成 1977-1997 55% ケイデンヘッド詰め
Cadenhead Authentic Collection 90”s Sherrywood Matured

【色】
マホガニー。黒の入った濃いオレンジ。(チャート1.4~1.5)

【香り】
焦がした砂糖、漬物、レザー、溶剤、ナッツ。古いシェリー物の宿命的変化が嗅ぎ取れる。

【味、フィニッシュ】
バニラ、カラメル、タンニンのバランス。太く濃厚だが熱くドライな顔もある。アフターは長く、古いデメララ・ラムの感じとタンニンへ到着。終わりの終わりにレーズンを感じる。これは良い!!

【総評】
今回のインチガワーは残りが少ない為か、すでに味わいがオールド・ボトル化している。味わいは抜群だが、香りの方に躊躇に見て取れるので、ファースト・コンタクトの場合、人によっては良い印象では無いかも知れない。

私はこう言う現象もシングル・モルトの面白さや醍醐味だと思っているので、カスク・ストレングスの場合に限り少ない量でも売り切ったりしないのだが、通常は早く飲むに越した事は無い。

保存には、パラフィルム、不活性ガス、空調管理と、これでも最大限は気を付けているんだが、何年も在庫すると、どんなに努力しても逃れられない宿命なので、「今!!」っていうベスト・コンディションでお客様に出せることは「滅多やたらには無い!」と言わざるを得ません。

しかし、「今!!」っていうものに当たった時は痺れますし、生きてて良かったレベルのものに変化することもあります。

5年、10年、20年と、自分で育てるっていう、そういう見方って面白くないでしょうか?

少なくとも飲み手としての私は、最高、至高のホビーだと思っていますが、バーテンダーとしては「仕事じゃ無かったらもっと楽しいのに!!」と、思わないこともないです(笑)。

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#スペイサイド

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