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【G】 GLENFIDDICH / グレンフィディック

スペイサイド地区G

【G】 GLENFIDDICH / グレンフィディック

●ウェブ・サイト・・・・http://www.glenfiddich.com/
●所在地・・・・・・・・Dufftown, Banffshire
●創立・・・・・・・・・1887年
●所有者・・・・・・・・William Grant & Sons Ltd
●発酵槽・・・・・・・・ダグラス樅×24基
●蒸留器・・・・・・・・初留×10基 再留×16基
●仕込み水・・・・・・・ロビー・デューの泉
●ブレンド銘柄

グランツ
クラン・マクレガー など

*どちらもウイリアム・グラント&サンズ社の銘柄。グランツは、1898年、当時最大の顧客であったパティソン社が倒産することを期に生まれたブレンデッド・ウイスキー。クラン・マクレガーはグランツのセカンド・ラベルとして1980年代に誕生。ちなみに、独特の三角形ボトルは1950年代の後期に登場。

【ティスティング No.35】

グレンフィディック・エクセレンス 18年熟成 43% 蒸留所詰め
For Japan, 90”s Rotation

【色】
ゴールド~琥珀色。(チャート0.6~0.7)

【香り】
バニラ、柔らかく溶剤。胚芽入りビスケット。ほんのり花のようなニュアンス。

【味、フィニッシュ】
十分過ぎるバニラの甘さ。少~しスパイス。クリーミーでなめらか。非常に柔らかなタンニン。はかなげながら、結構長いフィニッシュ。ピート?

【総評】
「ん~、これは美味いな~!!」マイケル・ジャクソンの評価は現行のエイシェント・リザーブ18年が78点で、今回のエクセレンス18年が79点と、わずか1点しか違いが無いが、私は正直1点どころじゃ無いと思う。是非、手短にあれば比較して欲しい1本だ!!

グレンフィディックと言えば、蒸留器が2桁もあるスコットランドの中でも最大級を誇る蒸留所で、独特の三角形ボトルは「シングル・モルトって何??」って方も、どこかで一度位は見たことあるはず。また、シングル・モルト・ウイスキーとしては1960年からリリースされており、正にこの世界の先駆者とも言えよう。

ボトラー物は兄弟蒸留所のバルヴィニーと同じく非常に少ないが、わずかながら流通はしているので、ディスティラリー・カラーとは違うグレンフィディックも探せば何とか見つかるはずだ。

近年は、長期熟成のものや、各ヴィンテージの物も広くリリースされているので、楽しみの幅が非常に増えました。稼動中の蒸留所の中では、最も気になる蒸留所の1つです。

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#スペイサイド

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