MENU

【B】 BRAES OF GLENLIVET

スペイサイド地区B

【B】 BRAES OF GLENLIVET / ブレイズ・オブ・グレンリベット
(現在の名称)   BRAEVAL / ブレイヴァル

●ウェブ・サイト・・・・なし CHIVAS REGAL http://www.chivas.com/
●所在地・・・・・・・・Chapeltown, Banffshire
●創立・・・・・・・・・1973年
●所有者・・・・・・・・Chivas Brothers Ltd.(Pernod Ricard S.A.)
●発酵槽・・・・・・・・ステンレス
●蒸留器・・・・・・・・初留×2基 再留×4基
●仕込み水・・・・・・・プリーニーとケイトの2つの泉
●ブレンド銘柄

シーバス・リーガル
100パイパーズ
パスポート

*アルタベーンと同様に、シーグラム系ブレンデッドの為に建設されたと言って差し支えあるまい。

【ティスティング No.16】

ブレイズ・オブ・グレンリベット 19年熟成 1977-1997 48.9% キングスバリー詰め
Cask Type Oak-Hogshead , Cask No.100775

【色】
深い金~銅色。前回のベンローマックと同色。(チャート1.0~)

【香り】
シェリー、バニラ、ナツメグ、古い木、駄菓子屋で売ってる短いストローに付けて膨らますアレ(笑)の香り。

【味、フィニッシュ】
非常にスイート&リッチ!シェリーとバニラのせめぎ合い。柔らかいタンニン。間違い無くこれは美味い!!

【総評】
50度を割り込んだ優しさの中に濃縮した旨みが炸裂する。誰が飲んでも納得する1本かと思う。

ブレイヴァル蒸留所のイメージはアルタベーンと余り変わらないと思いますが、私はこの1本があったために結構良いイメージを持っています。当時のキングスバリーは今回の様な通常ラベルのものがほとんどで、まだまだ新興ボトラーといった趣でしたが、そのどれもがレベルが高く、正に「外さない」ボトラーのイメージが強かったです。お客様曰く「美味いのは勿論だけど、上手いボトラーだね!」なんて言葉も出たほどでした。

久しぶりに口を付けましたが高次元でまとまったイメージはそのままでした。お勧めです!何処かで発見したら1杯目か2杯目に飲んでみて下さいませ。

人気ブログランキング【ブログの殿堂】

#スペイサイド

この記事を書いた人