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【B】 BENRINNES / ベンリネス

スペイサイド地区B

【B】 BENRINNES / ベンリネス

●ウェブ・サイト・・・・なし http://www.diageo.com/ http://www.singlemalt.jp/
●所在地・・・・・・・・Aberlour, Banffshire
●創立・・・・・・・・・1834年
●所有者・・・・・・・・Diageo Moet Hennessy (旧UDV社)
●発酵槽・・・・・・・・カラ松×8基
●蒸留器・・・・・・・・初留×3基 再留×3基(2基づつと書いてあるものもある)
●仕込み水・・・・・・・スカーラン川とローワンツリー川
●ブレンド銘柄

クロフォード・スリー・スターズ
アンティクァリー

*どちらも容易に入手可能。

【ティスティング No.14】

ベンリネス 1978-1995 40% ゴードン・アンド・マックファイル詰め
CENTENARY RESERVE(G&Mの100周年記念シリーズ)

【色】
琥珀色。(チャート0.7~0.8)

【香り】
シェリー、バニラ、古い木の香り。キャラメルのような甘さ。やや煙。

【味、フィニッシュ】
ほぼ香りと同イメージ。まずまずのアフター・フレーバー。柔らかいタンニンで締めくくる。

【総評】
ベンリネスのオフィシャル商品は1991年に花と動物シリーズにて初めて出荷されており、現在も同商品がリリースされている。マイケル・ジャクソンの評価も79点と高得点で、一度位は飲んでみるべきウイスキーだろう。

さて、今回のボトルはG&Mが95年にボトリングした一品であるが、良くも悪くもG&M風味とでも言いましょうか、シェリーやバニラなどのバランスは良いが、味わいの波みたいな物が緩やかで少々面白みには欠ける。よほど鼻の効く人ならまだしも、初めて口にする人ならさほど印象には残らないかも知れない。

しかし、個性のハッキリした(濃いシェリー物やピーティな物)は、分かりやすさは有るものの、正直バランスが良い物は余り流通していないし、何時かは飽きが来るものだ。持論だが、ベーシックでバランスの良い物が飽きずに飲めるんじゃないかな?などと、思ってる。

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#スペイサイド

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