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【A】 AULTMORE / オルトモーア

スペイサイド地区A

【A】 AULTMORE / オルトモーア

●ウェブ・サイト・・・・なし http://www.dewars.com/
●所在地・・・・・・・・Keith, Banffshire
●創立・・・・・・・・・1896年 (95年という表記もある)
●所有者・・・・・・・・John Dewar & Sons Ltd (Bacardi Ltd.)
●発酵槽・・・・・・・・ステンレス
●蒸留器・・・・・・・・初留×2基 再留×2基
●仕込み水・・・・・・・フォギー・モスの泉
●ブレンド銘柄
デュワーズ
ロバート・ハーベイ
ロイヤル・カリス

*ほぼデュワーズの原酒確保だろう。ロバート・ハーベイなるブレンデッドはまず見かけない。ちなみに綴りが合っていれば(Robert Harvey)、この名前はブルイックラディのファースト・マネージャーの名前と、ジョン・ヘイグがローランドで設立した「Dundashill」という蒸留所に同名のクレジットがある。ま、関係は定かではないが・・。

【ティスティング No.8】

オルトモーア 12年熟成 花と動物(Flora & Fauna)43% 旧UD社詰め

【色】
白ワイン。淡い黄色。(チャート0.1~0.2)

【香り】
草やわら。バニラ。セメダインよりボンド。極淡くゴム。食前酒の様相。

【味、フィニッシュ】
甘い麦わら。ナッツ。バニラが漂いながら徐々にフィニッシュ。単純だが香りより美味しい。

【総評】
1998年、アバフェルディ、ブラックラ、クレイゲラヒと共にUD社からバカルディ社へ売却された蒸留所。つまり花と動物シリーズとしては1991~1998年位までのリリースだと思われる。味わいは、麦藁とバニラで説明つくほど単純。しかし、多くの「これ系」のウイスキーよりは味にまとまりがあり、印象に残らないまでも、飲んでいる瞬間は美味しさを感じることだろう。あれやこれやと使い回すウイスキーでないことだけは確かだ!!

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#スペイサイド

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