MENU

オールド・ジョー

創業年:1818年
所在地:ケンタッキー州バーズタウン
生産者:ジ・オールド・ジョー・ディスティラリー社
 
 オールド・ジョー蒸留所は、1818年にジョセフ・ペイトンによって、アンダーソン郡ローレンスバーグ近郊のギルバート・クリークに建てられました。
 蒸留所は1849年にホーキンス・ブラザーズ社、2年後にM・S・ボンド、1885年にT・B・リピー、1886年にウィリー・サーシーへと次つぎに売却されました。1909年に蒸留所は火災で大きな被害を受けるものの、リピー・ブラザーズ社が1911年に再建しています。
 禁酒法のあいだの休業を経たのちも、蒸留所の経営者は、まず、グラッツ・ホーキンズとアグネス・ブラウン、サム・フリードマン、シェンレー社、同社を買収したシーグラム社とオースティン・ニコルズ社など、めまぐるしく代わっています。
 シーグラム社の傘下にあるときは一時、フォア・ローゼズが、また、1972年に同じアンダーソン郡のブルヴァード蒸留所にラインが移管されるまで、ワイルド・ターキーがここで生産されていました。
 すでにウイスキーは造られていませんが、ウェアハウスは現在も使用されていて、およそ10万バレルのワイルド・ターキーが熟成されています。

 ブランドのライセンスは1970年代の前半からヘヴン・ヒル社が所有しており、日本にもボンデッドの8年と10年が輸入されていました。
 ボトルラベルに描かれている人物が、オールド・ジョーことジョセフ・ペイトンでしょう。
  

#バーボン

この記事を書いた人

前の記事
次の記事