MENU

■スプリングバンク■

故マイケル・ジャクソン氏の「ウィスキー・エンサイクロペディア」では、
キャンベルタウンはこのように紹介されています。

「かつて、キャンベルタウンはスコットランド第1の蒸留の町だったが、孤立した辺境の町になった。しかし、蒸留所の没落にもかかわらず、現在はウィスキー世界のカルト的なモルトの1つを造る町である。」

かっこええ見出しです。

スプリングバンク蒸留所には3つのポットスティルが据えられていて、
現在は「スプリングバンク」「ロングロウ」「ヘーゼルバーン」の3つの銘柄を蒸留しています。

蒸留に使用する大麦の全量は、全て自分たちで栽培した物を使い、モルティングし、地元のピートを使って、蒸留されます。
蒸留は2回半行われています。
2回半とは、2回蒸留されたニューメイクの一部は3回目の蒸留を行われ、熟成へと回されています。

ちなみに、ピートをヘビーに感じることが出来る2回蒸留の「ロングロウ」と、ピート香がしない3回蒸留の「ヘーゼルバーン」として製造方法も銘柄によって使い分けられています。

スプリングバンクは中程度のピート香があり、ほのかに甘い柑橘系の果物のような香りが感じられ、海の潮のニュアンスを感じ、オイリーな質感がある。

長期熟成をするよりも、10年程度の熟成が一番の飲み頃で、アルコール度数の違いによって、その味わいの違いも楽しめると言うのがスプリングバンクの特徴の一つとも言えるようです。

マイケル・ジャクソン総評:
「キャンベルタウンのフレーバーに満ちたモルトは、複雑、しばしば塩辛く、そして、普段はピートを強く感じさせ、ピートの特徴が嫌いでない人にはたまらないモルトである。」


★【30%OFF】 スプリングバンク 10年 100プルーフ 57度 700ml★

スプリングバンク 10年 46度
香り:やや塩辛い、スパイス、まろやかな麦芽、洋梨、気品がある。
ボディ:リッチでオイリー、口にまとわり付くよう。
味:ドライさと甘さが素敵に混ざっている。缶詰の洋梨、柑橘系。ほのかにスモーク。
フィニッシュ:メロン

★【21%OFF】 スプリングバンク 10年 46度 700ml★

スプリングバンク 15年 46度
香り:洗練されている。ダンディー、ケーキ、バニラ、新しい革、パイプ、タバコ、干したアプリコット、ピート、お茶
ボディ:フル、リッチ、口にまとわり付く
味:ヨーロピアン・オークがある。しかし強くない。甘いタバコ、ナッツ、背景にスモークがある。複雑
フィニッシュ:煤、麦芽、塩辛い


★【37%OFF】 スプリングバンク 15年 46度 700ml★

まだまだ暑い日中。
塩分補給は出来ませんが、
「潮」を感じさせてくれる定番のモルトです。

#キャンベルタウン

この記事を書いた人