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グレンリヴェット 1972 37年 TWAパーフェクトドラム

やはり人それぞれ、思い入れのあるボトルや思い出深いボトル、
あの時買えなかったボトルというものがあるかと思います。
たとえ他の人から見ると何てコトはないものでも、
ふとしたきっかけで、諦めていたものが手に入るのは嬉しいですよね。

今回は、僕にとってのそんな思い入れのあるボトルのうちの1本、
エージェンシーのグレンリヴェットを紹介したいと思います。

もう第8弾くらいまで来ているでしょうか。
パーフェクトドラム・シリーズの第3弾でリリースされたものです。

グレンリヴェット
1972 37年
ザ・ウイスキー・エージェンシー
パーフェクトドラム
"A big dram"

蒸留年:1972年
瓶詰年:2009年
Cask:Ex-バーボン・ホッグスヘッド
Bottle:141
56.8%

【色】
オレンジがかったゴールド

【香り】
少し粗いフレッシュなシトラス香と淡いスモーク、パッション感。
ややスパイシーさがツンと鼻を突き、金柑やネーブルオレンジ。
リヴェットらしいオーキーな香りとバニラ、僅かに干し草っぽさも。
奥に薄く柔らかな黄桃の缶詰シロップ、乾いたスモークが仄かに残る。

【味わい】
やや強めの辛さ、フレッシュなフルーツが鮮やかに広がる。
舌に貼りつくようなヒリヒリとした刺激、同時にマーマレードとパン。
甘さは控えめな蜂蜜、オレンジピールと薄いパイナップル。
全体的に深みよりも華やかで勢いのある風味。奥に穀物感。

【フィニッシュ】
パッション感が強く、ほろ苦さと乾いた木材っぽさが残る。
熱いオレンジティー、かりんのど飴、華やかでキレのある余韻。

ほんの僅かな加水で、さらに華やかになりますね。
また、フレーバーティーのような香味も感じられます。
ある意味リヴェットらしいバーボン樽というか、長熟でもフレッシュ&クリーン。

当時は物凄く美味かった記憶があったのですが、
あえて欲を言えば、もう少し、ほんの少しだけ甘さとコクが欲しかったかも。
今でこそ言えるんですけど、エージェンシー的な味ですよね(笑)
シャンパンフルーティーにハニー&シトラスって感じです。

30分くらい放置してから飲んでみたのですが、
飲み終わった後のグラスからは柔らかなバニラクリーム感も出ていて、
今後の変化もとても楽しみです♪

さて、御縁があって2~3年越しで入手できたこのボトル。
USUKEBAブロガーと読者の皆様もちろんご存知のあの御方!
そう!只今、絶賛営業中のイケイケ&ノリノリなアイツ!(笑)
・・・から買わせていただきました。ありがとうございました~!!

あ、まだあと1本残ってるらしいですよ~(^-^)/
墓場へGO!!


今回は、艶やかなサックスでスムースジャズを♪
Kool & The Gangのヒット曲"Cherish"のカバーです。
Romantic Saxophone Quintetのアルバムに収録されていますが、
アルバムが輸入盤のみで廃盤になっているので、
探すのは少し難しいかもしれません・・・。

本家"Cherish"の方はベスト盤にも収録されていますので、
懐かしめのソウル&ファンキーなR&Bが好みの方は
そちらがイイかもしれないですね♪

#グレンリヴェット #スペイサイド #ザ・ウイスキー・エージェンシー

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