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ベンリアック 1976 35年 for The Auld Alliace Singapole

今回は久しぶりのベンリアック♪
シンガポールのAuld Alliance Bar向けの’76です。
もう皆さんご存知で、既に飲まれている方も多いですよね。

今年初め、ありがたいことに御連絡をいただきまして、
小瓶で飲ませていただく機会を得ることができました。
本当にありがとうございました!!

かなり遅れましたが、テイスティングを書いていきたいと思います!

ベンリアック
1976 35年
For The Auld Alliance Singapole

 
蒸留年:1976年
瓶詰年:2011年10月
Cask:ホッグスヘッド
Cask No.:3010
Bottle:30/196
45.3%

【色】
明るい琥珀色

【香り】
活き活きとしたシトラスと優しい南国フルーツ香が立ち昇る。
淡いネーブルオレンジに続いて、蜂蜜をかけた焼きリンゴ。
マンゴーのドライフルーツの奥に、バナナっぽいクリーミーさ。
ジリジリと鼻腔に染み込むような柔らかいスパイシーさも。
やがてアプリコットジャムと湿った木屑。

【味わい】
爽やかで優しいクリアな口当たり。控えめな広がりだがフレッシュ。
黄桃・リンゴジャム・マンダリンオレンジ・ベルガモットと蜂蜜。
グレープフルーツぽい酸味と僅かな苦みを舌横に捉え、木材感が出る。
シュガーフロストのシリアル、トースト。やや濃いめのオレンジティー。
フレッシュだが尖り過ぎず、鼻奥の熟れた果実の香味が素晴らしい。

【フィニッシュ】
柔らかなスパイスと、ナッツやパイ生地、オーキーな風味が現れ、
マーマレードと若いパッションフルーツのニュアンスが素晴らしく、
スッキリと繊細だが非常に伸びやかな余韻。

香りの熟れたフルーツのニュアンスが期待感を膨らませ、
口に含むと、柔らかで尖りの無い優しい口当たりから、
ジューシーなフルーツ感や適度な穀物感に嬉しくなり、
見事なフィニッシュの余韻から覚めぬよう、また口をつけてしまいます。。

これは素晴らしい!!
なにしろフィニッシュの素晴らしさに感動しました♪
ごちそうさまでした(^-^)/

そういえば、少し前にAuld Alliance Barがfacebookで
「このボトル余ってるけど誰か欲しい人いる~?」
みたいなこと書いてたんですよね~。
連絡した時には売り切れてたんですけど(^_^;)

あ、この記事以降、しばらくベンリアック続きます。
よろしくお願いします(^-^)/


今回はスムースジャズからボニ―・ジェイムスの1曲を♪
2001年のアルバム『Ride』より、R&Bテイストのリズムと
アーバンなサックスが美しい"So Beautiful"です。

スムーズジャズなんて、なかなか聴かれなくなってしまい、
少し残念な気もしていますが、これからも幾つか紹介していきますので、
興味を持っていただけると嬉しいです♪

#ベンリアック #スペイサイド #オフィシャル

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