今回は、ちょっと見慣れないボウモアを。
ドイツの葉巻と酒の小売店KÖNIG & SCHUBERT HANNOVERの
プライベート・ボトリングのボウモアです。
まず店の名前が読めません(笑)
シューベルトは綴りで分かりますが・・・。
Google先生に翻訳してもらうと、英語でKINGにあたる最初の単語が
何言ってるのか分かりません・・・さすがドイツ語orz
さて、このボウモア。
何とも懐かしい味わいでしたよ♪
ボウモア
1990 11年
KÖNIG & SCHUBERT HANNOVER
蒸留年:1990年
46%
静岡市葵区のBAR NO'AGEさんにて。
その日、うっかりデジカメを忘れてしまったため、画像はNO'AGEさんのブログからお借りしております。(いつもありがとうございます!)
【色】
鮮やかでクリアな小麦色。
【香り】
軽やかで爽やか、スッキリとしたフローラルと潮の香り。
僅かに白い花が表面にあるがパフューム香は全く無い。
軽い白木の木材のような香りとレモネード、丸いピート香。
潮、岩礁の海岸、海藻、淡いがしっかりと出汁の風味。
【味わい】
柔らかくサッパリとしながら、やや質感のある口当たり。
潮や磯のような香味がパッと弾け、ジュワッとシトラス系が出る。
薄いレモン、ピーナッツに続き、柔らかいショウガのような刺激。
微量のスモーク、こんもりと奥まったピート、フレッシュ感もある。
ライトだが、ぼやけた印象は無く、むしろ引き締まっている。
【フィニッシュ】
白い花、ごく僅かなサンダルウッドに再び磯の風味。
スッキリとした短い余韻だが、輪郭がハッキリとしている。
第一印象は「懐かしい!」でした。
初めてウイスキーを口にした頃のボウモアは、
まだ薄いパフュームで、「こんなの飲めないよ!」と思ってました(笑)
実際、ほとんど口にすることなかったかも・・・。
それからしばらく経って、本格的にモルトにハマりだした頃。
敬遠していたボウモアにパフュームが無くなっていて、
磯や出汁の風味を感じていた頃の味に良く似ています。
ちょうど、まだ色んなオフィシャルを飲んでみたい!と思っていた頃。
1つ1つに驚いたり面白がったりしていた頃でした・・・。
当時の感覚が蘇ってきて、何だか懐かしいような気恥かしいような、
少しだけ新鮮な気持ちになったボウモアでした。
まだまだ飲んだことのないボトルも山のようにありますし、
たぶん一生修業中なんだろうな~と思いますが、
まだ出会っていない味を求めて大胆に攻めながらも、
目の前の1杯には謙虚になることも大事かもしないなと思いました。
ありがとうございました、ごちそうさまでした(^-^)/
もしかしたら、家でノンビリとモルトを飲みながら、
拙ブログをご覧頂いてる方もいるかもしれませんね。
いつもありがとうございます。
たまたま検索で来られたという方も、ありがとうございます。
今回は特定のアーティストというわけではなくBGMを♪
YouTubeの「JazzChannel」というチャンネルがあるんですけど、
その中から心地良いボッサ・ラテン・ジャズをお聴きください。
#ボウモア #アイラ