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グレンアルビン 1975 26年 UDレアモルト

久しぶりのUDレアモルト。銘柄は閉鎖系のアルビンです。
グレンアルビンは跡地がスーパーマーケットになっていて(でしたっけ?)
今後、同立地では絶対に復活することのない蒸留所の1つ。

スッキリとした若草に、バニラやレモンを連想させるテイストが印象的で、
ライト系の飲みやすい銘柄というイメージが、個人的には強いです。
一方で粘っこいオイリーなものもあったりして面白かったりします。
チール・ナン・ノクやダグラスレインOld&Rareの’65あたりも良かったです♪

さて、久しぶりのレアモルトですが、実は同じBarで2回飲んだり(笑)
遠いので簡単に行けないんですけど、「あ、まだあった」みたいな感じです。
結構日にちが経ってからの再訪でしたが、何となく嬉しかったです♪

1975のアルビンといえばG&Mを思い出しますが、さてコチラは・・・?

グレンアルビン
1975 26年
UDレアモルト

蒸留年:1975年
瓶詰年:2001年
Bottle:4752
54.8%

【色】
やや曇った琥珀色。

【香り】
ツンとドライ感が鼻につき、ライトなシトラス系とプレーンな香り。
フレッシュさは落ち着いてきているが華やかさは残っている印象。
レモン、固めのフルーツケーキ、ごく僅かなバターっぽさ。
徐々にオレンジから薄いミルクキャラメルへ。繊細だが固い輪郭。

【味わい】
ピリッと爽やかなスパイシーさ、軽やかだがドライでしっかりしている。
滑らかな蜂蜜とバニラ、しっとりとした軽い枯葉っぽさ、おがくず。
舌にヒリヒリと刺す刺激とともにドライ感が増し、ローストされた麦も出る。
酸味の強い薄めのコーヒー、僅かな苦みを奥に。加水でオレンジが増す。

【フィニッシュ】
線が細く繊細だが、ドライでスパイシー。
オレンジチョコを薄くしたような風味が舌に残る。短めでスッキリとした余韻。

爽やかなシトラス感と同時に、軽やかながらカチッとした固めの輪郭。
ドライ感が増していきますが、決して尖っている印象はありませんでした。
もう少し粘っこいような印象も記憶にあったんですけど、
良い意味でフルーティーになっていたような気がします。

時折ツンと鼻にくる感じや、ヒリヒリとしたスパイシーさが気になりましたが、
全体的なライト寄りなバランスはまとまっていて、楽しく飲めました♪

ただ、どうしてもアルビンというと爽やかレモネードとハーブ、ライトな麦汁感の後にリンゴジュース!
・・・が印象的だったコレ(写真右)を思い出してしまい、やや固めの感触が残ったかな・・・。

70年代の10年。
機会があればこちらも紹介します(^-^)/


今回は、80年代UKポップスの名曲の1つを♪
スタイル・カウンシルとともに、一世を風靡したThe Blow Monkeysです。
いわゆる白人のソウル、「ブルー・アイド・ソウル」の1つですが、
ノスタルジック感を誘うような80年代のオシャレ・ミュージックですよね♪

サウンドのスタイルとしては、スタイル・カウンシルよりもアーバンで
グラマラスなスタイルが魅力的だったように思います。

曲はアルバム「Animal Magic」に収録の“Digging Your Scene”。
この曲はクラブシーンで火が付き、音楽雑誌でも度々特集が組まれるほどの
人気っぷりだったようです。

・・・え~っと、お気づきの方も多いかもしれませんが。
米米クラブの“トラブルフィッシュ”の元ネタですね(笑)
80年代後期~90年代初頭、僕も米米クラブは大好きでしたので、
これを聞いた時のショックは大きかったです(笑)

#グレンアルビン #ハイランド #UD レアモルト

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