今年を振り返ると、複数の銘柄で同一ビンテージのリリースが多かったですよね。
ロッホサイド・キャパドニック・とマーティン・・・。
そして、このグレンキースも1970ビンテージが大人気でした。
TWAのアートワークやウィスキーフェア、MoS・・・。
話題になったキースは、みんな’70でしたね。
キースと言えば、オフィシャル10年の、あの青リンゴ満載なフレーバーを
ついイメージしてしまいますが、’70に関しては、もう少し複雑で
クリーミーなミルクのような麦汁感を伴うものが多かったように思います。
さて、今回は若いキースを。
G&Mコニッサーズ・チョイスのキースです。
複雑さは’70ほどないにせよ、恐らくは青リンゴ・フレーバーを
楽しめるんじゃないかと飲む前から想像してしまう若さです♪
もう随分と前に何度か飲んでいたのですが、
最近の’70キース以降、若いキースを再度飲んでみたくなり、
少し前になりますが、再度テイスティングをしてみました。
グレンキース
1993
ゴードン&マクファイル
コニッサーズ・チョイス
蒸留年:1993年
アメリカン・ホッグスヘッド
46%
【色】
やや白っぽいイエロー、明るく透明な小麦色。
【香り】
非常に柔らかで、スッキリとクリアな香り。
やはり表面に青リンゴっぽさのある柔らかな麦汁香。
やや薄く湿った土や粘土のような香りと消しゴム。
次第にナッティーさも感じられ、奥に淡いオイリーさ。
【味わい】
端正でクセの無い舌触り。初めだけスパイシーでジンジャーブレッド。
やや布っぽさのある甘さ、バニラ、杉、青リンゴの甘酸っぱさ。
うっすらと白桃のような風味も現れるが、粘りはなくサラサラ。
シロップのようなペタッとした甘さも出てくる。
【フィニッシュ】
鼻抜けは弱いが、喉で一瞬止まるような僅かな弾力。
梨、サトウキビ、パイのような風味が舌に残る。
軽やかでシャープ、遅れて薄い水飴のような甘さが淡く続く。
一言で言うと、強烈に飲みやすいですね(笑)
最初の1杯でスイスイッと飲めてしまう軽やかで端正な美味さです。
クリアで優しいフルーティーな風味も、個人的には好みでした。
この手の柔らかい風味を持つボトルは、インパクトこそ残さないものの、
スッキリとした印象が残り、ついついまた飲みたくなってきます。
たまには、こういうものをスイッと飲むのも良いですね。
さてさて、来年はどんな素晴らしいキースに出会えるでしょうか。
ごちそうさまでした(^-^)/
クリスマスも近づいてきたということで定番曲を♪
クリスマス・ソングには、世代を超えて多くの人々に愛される曲が多いですが、
Wham!の"Last Christmas"も、そういった定番曲の一つですよね。
1984年に発表されたこの曲は、同年に発表された2曲、
"Wake Me Up Before You Go Go"と"Careless Whisper"と同じく、
彼らの代表作となりました。
レコードからCDになり、今や懐かしい8cmシングルでも発売されました。
あの細長いジャケットをお持ちの方も多かったと思います(笑)
余談ですが、皆さんはあのジャケットを折る派でしたか?折らない派?
僕は折らない派でした。
#グレンキース #スペイサイド #ゴードン&マクファイル