http://www.youtube.com/watch?v=gtdg2u1YSkQ
本当は、先週土曜日に参加したアードベッグ・デイのイベントレポート記事を書こうと思っていたのですが…。
驚きを通り越して唖然としてしまった記事をご紹介します。ここ最近のウイスキーに関する記事の中で、いや、もしかしたら今年上半期で一番唖然としたかもしれません。
あの我々を魅了して止まない琥珀色の液体。
その魅惑的な色、芳醇かつ複雑な香味を生み出している最大の過程が「熟成」であることは、言うまでもなく誰でも知っていますよね。
その重要な「熟成」を大胆にショートカットしてしまった、ある意味チャレンジャー精神に溢れた(笑)蒸溜所があるというのです。
その蒸溜所は、アメリカのクリーブランド・ウイスキー。
ネタ元はGIZMODOの記事。
動画付きで紹介されています。
【リンク】
GIZMODO:1間で週ウィスキーを熟成する荒業(動画)
http://www.gizmodo.jp/2013/06/1_135.html
どうやら、メーカーズ・マークが需要過多によるアルコール度数を薄めて販売すると発表して非難を浴び、すぐに撤回したという例の騒動を受けてのことのようです。
しかし、理由も方法も凄いですよね。
「昔ながらの製造方法は遅すぎて需要に追いつかない」から、「樽を細かく切り刻んでウイスキーと一緒にタンクへ投入」して、「攪拌して圧力かけたら、もっと樽材にウイスキーが染み込む」だなんて…。
すっごくアメリカ的発想(笑)
色はともかく味はどうなの?とか色んな疑問が湧いてきますが、それよりも何よりも「これを熟成と呼ぶのか?」、「じゃあ熟成って何なの?」って思ってしまいました。
まあ機会があれば飲んでみたい…かな?
皆さんは、どう思われますか?