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トマーティン 1964 18年 G&M ブラウン・コニッサーズ・チョイス

またまたトマーティン(これで一旦終了です)。
前回、GM SOSの’64トマーティンを記事にしましたが、
今回は、同じくGMの’64でブラウン・コニッサーズ・チョイスを。

ブラウン・コニッサーズ・チョイスに関しては、
お恥ずかしながら経験値が少ないこともあって、
「とりあえず置いてたら飲め!」と、脳内指令が出てしまいます(笑)

さて、今回のブラコニ’64トマーティンは18年。
過去、幸運にも17年ともに何度か経験する機会があり、
ブラコニの中では、何となく個人的に出会う率が高い気がします。

こちらは、静岡市葵区のBAR NO'AGEさんでいただきました。
その日、うっかりデジカメを忘れてしまったため、
画像はNO'AGEさんのブログからお借りしております。
(いつもありがとうございます!)

トマーティン
1964 18年
G&M ブラウン・コニッサーズ・チョイス

蒸留年:1964年
40&

【色】
クリアなオレンジがかった琥珀色

【香り】
スッキリとしていて繊細、控えめだがしっかりと深い香り。
アップルタルトのような香りの奥に、淡くアプリコットジャム。
柔らかなバニラクリームサンドのクッキーのような麦の香り。
やがて乾いた樹皮や干し草、サトウキビのような爽やかな甘香。

【味わい】
軽やかでライトな香味だがドライさもある口当たり。
蜂蜜、ジューシーなアプリコットや薄いオレンジからプラムへ。
同時に爽やかだが凝縮された麦汁の甘味がジュワッと広がる。
淡い木屑っぽさ、オレンジティー。刺激や苦みは無く優しい。

【フィニッシュ】
焼きリンゴやアップルパイを連想させる香味が鼻に抜ける。
非常に心地良い爽やかさ、軽やかなのに細く長い余韻。

「美味い」ではなく「旨い」ですね。
飛び上がるような美味さではなく、うっとりと溜息が漏れる旨さ。

ライトなのに、しっかりと香味が感じられる点も好みです。
濃密なフルーティーさが強く主張するのではなく、
蜂蜜やオーキーな香味が爽やかに感じられるのもイイですね!

ちょうど、’76ばかり飲んでいましたので、
「ああ、そういえばトマーティンって、こういう感じだったなぁ・・・」
なんてコトを思いながら愉しめた1杯でした。
ごちそうさまでした(^-^)/

それにしても、思いだすのは同じブラコニ’64の17年。
あの麦の風味の延長にあるような淡い石鹸は何だったんでしょう・・・。
1964年を手掛かりにすれば、トマーティン蒸溜所が
ポットスティルを10基から11基へ増設した年ということになりますが。
あの17年は新しいスティルで蒸溜?
その辺は関係あるのかなぁ・・・?
それとも単に僕が飲んだモノがハズレだったのかな(^_^;)


先日7日、御大リー・リトナーの最新アルバムが出ました。
フュージョンファンには久しぶりに嬉しいリリースでしたね!
アルバム・タイトルは『Rhythm Sessions』
そのアルバムから、""を♪

さすが超一流の技巧派ですね~!
本作にはチック・コリア、マーカス・ミラー、クリスチャン・マクブライト等、
素晴らしいゲスト・ミュージシャンも多数参加していますよ!

#トマーティン #ハイランド #ゴードン&マクファイル

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