10月下旬にリリースされた"ライフ"の'76トマーティン。
近年リリースされた幾つかの'76トマーティンと比較しながら
愉しんだ方も多いのではないでしょうか。
ですが、やはり"ライフ"となるとコレと比較したくなりますよね。
2008年リリースの"ライフ"の'76トマーティン。
素晴らしいボトルだったことを覚えている方も多いと思います。
さっそく僕も両者を比較してみたのですが、
そういえば、まだ単体で記事にしていなかったことに気付き、
今回はこちらを記事にしてみました。
トマーティン
1976 31年
スリーリバーズ ライフ
蒸留年:1976年12月4日
瓶詰年:2008年11月27日
Cask:ホッグスヘッド
Cask No.:記載なし
Bottle:74/171
56.1%
【色】
クリアな琥珀色
【香り】
フレッシュでクリアなフルーツ香と若々しいウッディさ。やや繊細。
薄いアプリコットやプラム、リンゴの皮、熟れた果肉香が優しく広がる。
蜂蜜が染み込んだ割り箸のような木質感が、じんわりと鼻奥に届く。
徐々にジューシーな完熟シトラス香、シュガーコーティングのピーナッツ。
【味わい】
穏やかで優しいが、ジューシーで爽やかな口当たり。
煮詰めたオレンジ、薄いアプリコットドライフルーツ、蜂蜜。
おが屑のような木香や枯葉、やや草っぽい植物的な苦み。
淡いショウガのようなスパイス感が舌に乗り、甘みと苦みが一体となり、
オレンジピールや砂糖漬けのピンクグレープフルーツ。
【フィニッシュ】
フレッシュでオーキーなスパイシーさが鼻に抜ける。
若い白桃やミカンの甘酸っぱさ、シュガーフロストのシリアル。
軽やかだが、上品で細く長く続く余韻が素晴らしい。
今回のライフもそうですが、近年の'76トマーティンと明らかに違うのは、
やはり若々しさすら感じるフレッシュなウッディ感でしょうか。
なるほど、これが熟成を重ねると近年のようなスパイシーな香味や、
過熟感のあるフルーティーさへと変わっていくのかも・・・。
と、今になって気付かされたトマーティンでした。
記憶に残っていたイメージと、今回飲んでみてのイメージが、
お互いに補正されつつ、より具体的な'76トマーティンのイメージが
自分の中で出来上がっていく感覚が、妙に心地よかったりします。
んで、とりあえず記念撮影しちゃいました(笑)
今回は、11/7に11年ぶりのオリジナル・アルバムをリリースした
エアロスミスから、素晴らしいバラードを♪
アルバムタイトルは、『Music From Another Dimension!』。
曲は"What Could Have Been Love"です。
僕も、リリースと同時に2CD+DVDの初回盤を購入。
期待を裏切らないエアロらしい楽曲の数々。
これぞ待ちに待ったエアロの音。最高です♪
#トマーティン #ハイランド #スリーリバーズ