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アードモア 1992 18年 Whisky Fässle

ドイツの小売店「Whisky Fässle」。
2006年ごろから、主にネット販売を中心に販売展開していたとのことで、
まだかなり新しい業者ということになりますね。

今回は、アードモアです。
アードモアのスタイルがどういったものなのか、「らしさ」は何か、
的確に言える方がいるのかどうか僕には分かりませんが(プロを除く)、
僕自身は残念ながら多くを飲んだ経験が無いので、スタイルを掴めてません。

ただ、何となくですが丸く爽やかな麦汁の風味が多いでしょうか。
スッキリしているけど、ペタッとシュガー感があったり・・・。
そういえば、ソサエティで見ることが多いような・・・?

アードモア
1992 18年
Whisky Fässle

蒸留年:1992年6月23日
瓶詰年:2011年
Cask :バーボン・バレル
Cask No. :4907
50.1%

【色】
濃いめのシャンパン・ゴールド

【香り】
端正。スッキリとしていて軽やかなキレ。一瞬ピート香をフワッと感じる。
レモンクリームケーキ、シュガーフロストのシリアルが淡く穏やかに広がる。
やがて穏やかなグレープフルーツ、若葉、若いリンゴ。

【味わい】
スッキリとした口当たりだが、すぐに辛めの塩気とライトな麦汁感。
僅かに汗のようなピート香味。レモン、グレープフルーツ。白ワインぽい。
平坦でスッと滑るような爽やかな雰囲気。舌にショウガっぽさが乗る。

【フィニッシュ】
紙を燃やしたようなスモークを僅かに鼻奥に感じる。
淡くレモネードっぽさが現れてすぐに消える。やや辛めの塩気。

非常にライトで飲みやすく、レモンなどの柑橘系フレーバーも好印象。
辛めのニュアンスが感じられるものの、全体的には穏やかだと思います。
もう少し麦汁っぽい風味も欲しかったな~とは思いましたが。

もう皆さんご存知だと思いますので、あえて書く必要も無いんですが。
デュワー・ラトレーのアードモア・・・似てますよね。
しかも樽は2つ違いで値段が格安。
まあ僕の場合、カスクナンバーに気付いた時には既に遅かったんですけど・・・。

そういえば、リキッドサンも’92アードモア出してましたっけ。
そちらも似た雰囲気だったと思いますが、機会があれば比較してみたいです。
ドリスのは、もう少し濃いめの麦汁とオレンジでしたね。

それにしても、1992年モノが多いですね~。
流行るんでしょうか?う~~~ん。
何だかここ最近、同銘柄の同一ビンテージのリリースが目立っちゃって、
それが多くの人から評価され、支持されているものなのか、
流行りを作りだそうとする何らかの動きなのか、ちょっと懐疑的だったりします。

美味しいものなら大歓迎なのは変わらないんですけど。


今回は、華やかな女性JAZZシンガーを。
スウェーデン出身のフランス育ち、名門「Vogue」から06年にデビューした
フレドリカ・スタールをご紹介します。

曲は1stアルバム「A Fraction of You」より。
彼女の代表作にもなった“Game Over”です。
こういう艶々な綺麗な歌声は、耳に気持ちのいいものです。
このアルバム、新人JAZZシンガーには珍しく全部オリジナルなんですよね。
あと、ご覧になればお気づきかと思いますが、美人さんです(笑)

#アードモア #スペイサイド

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