今年になってリリースされたロッホサイド1981の8種類飲み比べ。
今回で最後となる8本目です。
最後を飾るのは、エクスチェンジからリリースされた10周年記念ボトル。
リリースされたのは3月後半~4月上旬頃だったでしょうか。
ちょうど地震の影響もあって、仕事が忙しくなっていた頃。
なかなか飲む暇も無いな~と思っていたら・・・。
そもそも船便が遅れてしまい、入手そのものが遅れてしまいました(笑)
なんとか無事に届きましたし、TWAとオロロソ対決も無事に果たせました♪
ロッホサイド
1981 29年
ザ・ウイスキー・エクスチェンジ
10周年記念ボトル
蒸留年:1981年
瓶詰年:2010年
オロロソ・シェリー・リザーブ
57.5%
【色】
バーガンディに近い琥珀色。濃い。
【香り】
オイリーで薄いワクシーさと、パッション強めのベリー系、こもった木香。
これらが絡み合い、豊かな厚みと層を成している。スパイシーな刺激香。
ドライなカカオ香、シナモンパウダーの奥にグァバ、アプリコット、濃い花香。
アメリカンチェリー、完熟スモモ。徐々に焦げた焼きリンゴ。
【味わい】
鈍く粘性のあるオイリー感と、強いスパイス、トロッした口当たり。
甘いピンクグレープフルーツからザクロ、ダークチェリー、ラムレーズンへ。
ショウガ、草の苦味が舌にジワッと感じられ、蜜蝋、オレンジチョコ。
時間を置いて、木イチゴのジャム、古木、薄いカラメル。
【フィニッシュ】
シナモンチョコ、蜂蜜漬けのグレープフルーツ、やや濃いタンニン。
強めの刺激と、濃い花のような香りを鼻奥に。深く長い余韻。
こ・・・濃いですね~~!
恐らく、8種類の中では一番濃いのではないでしょうか。
ある意味、正統派でゴリゴリなシェリー系。
むしろ、昨今の鮮やか&華やかフルーティー路線の中では、
この、ねっとりと絡みつくような甘さは、懐古的な印象すら受けます。
加水すると、スパイシーさが強くなり、一気に華やかさが出ます。
ほんの少量だけ加水してみると面白いかもしれません。
もちろん、TWAのオロロソとの比較も面白いのですが、
個人的に、BBRを含めた3本で比較してみると面白いな、と感じました♪
#ロッホサイド #ハイランド