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クライヌリッシュ 1982 28年 BBR

クライヌリッシュの1982。
去年・今年の復刻ラベルの美味さも記憶に新しいトコロですが、
今回は、「ベリーズ・オウン・セレクション」からのリリース。
加水タイプ、46%なんですね。
カスクNo.は、復刻ラベル第2弾のお隣さんで#5889です。
(第2弾は#5890)

ん~何でオウンからのリリースなんでしょうね。
その辺をボンヤリと想像しながら飲んでました。

クライヌリッシュ
1982 28年
ベリー・ブラザーズ&ラッド
ベリーズ・オウン・セレクション

蒸留年:1982年
瓶詰年:2010年
Cask No. : 5889
46%


【色】
薄いイエローゴールド。

【香り】
ライトでドライ感のある樹脂と、ややツンとした刺激を表面に。
すぐに滑らかでクリーミーな香りへ変化。こもった丸い香り。
オレンジ、ベルガモット、プラムと水飴、バニラクリーム。
徐々に生キャラメル、薄いマシュマロっぽさ。
鮮やかさは無く、穏やかな広がり。輪郭は淡くぼやけた印象。

【味わい】
ライトでサラッとした淡く端麗な口当たり。
パリッと軽やかでスムース、淡い輪郭が優しさを感じます。
オレンジの皮、シトラス感がしっかり、シロップ感のある樹脂。
滑らかなグリス、奥に乾燥した草っぽさ、カシューナッツ。
洋ナシ、奥に植物的なほろ苦さを僅かに。

【フィニッシュ】
ジンジャーと干し草。柑橘系のワタ。
薄く穏やかな返りと、ややカチッとした刺激。
塩キャラメルが残り、淡くサッパリとした余韻。

加水だからでしょうが、非常に飲みやすくサッパリとしたシトラス感。
ぼんやりと丸みのある樹脂っぽさに、クリーミーな生キャラメルを。

もしかしたら・・・(1つの可能性としてですが)
もともとワクシー感が強すぎたのかな~と思えるような雰囲気。
本ボトルからはワクシー感は感じられませんでしたが、
香りや味わいに感じられる樹脂、こもった丸みのある風味に、
そんな事を連想させられました。

ただ、いくつかのクライヌリッシュにある植物的な風味、
軽くて、淡くクリーミーさがあるのが好みの方にはイイかもしれません。
こういうのは1人でジーッと飲むよりも、みんなでワイワイ飲んだほうが
楽しめるような気がしましたよ♪


さて、明日はクリスマス・イヴですね。
皆様にとって、心に残るクリスマス・ソングは何ですか?
僕は・・・もちろん教授の戦メリです♪
代表作をピアノ・チェロ・バイオリンのトリオで新録した「1996」。
もう、このバージョンしか考えられません。
史上最強・至高の作品。鳥肌&涙腺崩壊必至のライブ映像です。

#クライヌリッシュ #ハイランド

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