スコッチモルト販売のディスティラリー・コレクションより。
第2弾ラベル(サークル・ラベル)のキャパドニックです。
年数表記は無いのですが、手元のファイルでは本ラベルの発売が2005年。
その一番最初にリリースされたのが、このキャパドニック。
というわけで、おそらく37年辺りかな。
こちらは、年末~つい数日前に地元のBar-Yでいただきました。
ハナシは、年末の上京の2日前に遡ります。
年末に伺った際に他のものを飲んでいたとき、
飲んでいたボトルが置かれていた棚の後ろにチラッとラベルが見えまして。
(あ、サークルラベルだー。懐かしいな~)
と思いながら、ふと
(ん?こちらにまだDC置いてたっけ??)
と思い、さては隠しストックを幾つか開けたナ!?・・・と推測。
さっそく頼んでみると、こちらのキャパドニックだったというわけです。
こちらを飲んだのは、もうかなり以前のことですから記憶は遥か彼方へ(汗)
マスター曰く、「いやー開けるタイミング無くって、忘れてたんですよねー」とのこと。
いえいえ、忘れいてくれてありがとうございますw
で、数日前に伺った際にも、お目当てのものが空いてしまっていたので、
それならばと、コチラをオーダーしたのでした。
とりあえず、ラッキーな再会でしたね♪嬉しいなぁー(^-^)v
キャパドニック
1968 (37年)
スコッチモルト販売
ディスティラリー・コレクション
蒸留年:1968年
53.9%
(マルコム・プライド社ボトリング)
【色】
鮮やかな赤みを帯びた琥珀色。濃いマホガニー。
【香り】
濃いベリー系の甘酸っぱい香りと香木。粘りのある香り。
最初にビターシトラス系の風味とザクロ、軽いシナモン。
トーストにブルーベリージャム、ビターチョコレート。
奥に濡れた枯葉、ドライなスモークを微量に。
【味わい】
やはり粘りがあるが、鮮やかで滑らかな口当たり。
すぐにパッション感、程良く厚みがあり、しっかりとした輪郭。
シナモンとアーモンドの皮、甘渋さを舌に感じながら、柔らかい刺激。
チョコレート・フォンデュのグァバとイチゴ、ベリー系のタルト。
ゴム感は無いが奥にややオイリーな風味。焼きすぎたトースト。
【フィニッシュ】
ラムのようにも感じられ、クランベリー、古木。
幾つかのドライフルーツとトースト、非常に長く温かな余韻。
マスター曰く、
「最近の長熟キャパとは少し違うかもしれませんが、同じベクトルは感じられますよ」
確かに仰る通り。
個人的には、厚いベリー系のコートをまとったキャパドニックといった印象。
飲みながら、ベリー系の風味を分離させてイメージを膨らませていた気がします。
そこに現れたのは、僅かにトロピカル寄りのドライフルーツとトースト・・・。
ん~~美味いっすね♪
思い返せば、DCのサークル・ラベルって濃いシェリー系多かったですよね。
サンプルの中から、ブラインドで選出しているってのは聞いてましたが、
何かボトリングのコンセプトみたいなものがあるのでしょうか?
それにしても、ちょっと前のボトリングが飲めるのは懐かしさもあって楽しいですね。
このキャパドニックもまだまだ残量十分。じっくり愉しめそうです♪
毎日寒い日が続きますね。
皆様、風邪など引いてませんか?くれぐれも御用心ください!
今回は寒い日に聴きたくなる美メロ・ピアノ・ハウスを。
DAISHI DANCEの2006年にリリースされた1stアルバム『』より、
「SNOW DAYZ」です♪
#キャパドニック #スペイサイド