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京都飲み歩き 2010・秋 (4)

今回から、京都飲み歩き2日目のレポートとなります。
とは言いましても、滞在予定は2日間ですので、この日が京都最後の夜。
いつものことながら、もう少しいたいな~と思ってはいるのですが、
なかなか日程の都合がつかないのところが残念です。

さて、2日目のBar巡り。
河原町のホテルを出て、市役所方面へ向かいます。
市役所を通り過ぎ、三条から木屋町通をさらに進んでいくと、目的地へ到着。
そう、京都に行ったら伺っておきたいBar、個人的に「2つのK」と
勝手に呼んでいるうちの1つです♪

階段を上がるときの、今日はどんな楽しさが待っているんだろう
という高揚感が何とも堪らないです♪

入口から左手、奥のカウンターへ。
コチラは広いので、大きく3つのスペースに分かれてるんですよね。
迷わず左が僕の鉄板なのでした(^-^)

さて、ご挨拶を済ませて最初にいただいたのはギムハイ。
コチラのギムハイは、若干ジンが多めなんです。
飲むタイミングによって変化をつけるそうで、その辺の詳しいお話は、
ぜひ直接伺っていただきたいということで、ここでは書きません(^-^)v
しかし、なるほど・・・美味いなぁ。

前日のBar巡りの様子などを会話しながらモルトへ。

コチラでは、毎月25日に幾つかボトルを開栓する月一イベントをされているとのことで、ちょうど伺ったのが26日ということもあり、その中からスタートすることにしました。

まずは軽くこんなところから。

インペリアル
1990 19年
ダンカンテイラー ピアレス




バニラとバナナケーキ、乾いた木材のニュアンスの強いインペリアル。
ジューシーな蜂蜜レモンっぽいフィニッシュの伸びやかさが楽しかったです。

ボウモア
1982 26年
ダンカンテイラー ピアレス




開栓ボトルのラインナップを拝見したときに、ビンテージで“アレ”を連想してしまい、ちょっと遠慮しようかと思ったボウモアでしたが、「多少感じられますが、まったくイヤな感じではなく面白いと思います」と、勧めてくださったので、おっかなびっくりオーダー(笑)

うん!どちらかと言うと、非常にフローラルで華やか。
アプリコットやオレンジっぽい風味もあり、パフュってるのも全然イヤじゃないです。

そのボウモアの流れで、ラインナップに無いボウモアを1つ。

ボウモア
1982 26年
ハイランダー・イン




ハイランダー・インのボウモア。
ピアレスと同ビンテージ、同エイジで飲み比べです。
こちらの方は、石灰的な風味とミルクチョコ、マシュマロっぽい柔らかな円やかさがあり、味に距離感・・・というか奥行きを感じました。
こちらも薄くパフュってますが、アクセントでちょうどイイ感じ♪

面白く楽しい飲み比べをさせていただきました☆

さて、飲みながら色んな話をさせていただいていたのですが、
ふとした弾みで出していただいたものを。

タムデュー
1967 42年
デュワー・ラトレー




出ました、長熟タムデュー♪
いえ、タムデュー自体、僕の中で明確なイメージが出来上がっているワケではないのがお恥ずかしい話なのですが、バーボン樽の長熟ってのがワクワクします。

綿のように少しこもった滑らかさと、おがくずと樹液感。
薄いイチゴジャムとクランベリー、塩キャラメルっぽさが柔らかな甘さとメロウ感を。
ローストした麦のニュアンスも柔らかく、繊細ながら存在感のあるタムデュー。

こうなってくると持っているイメージとかじゃなくて、
目の前のモノが純粋に美味いですよねー♪

さて、再び開栓ラインナップから。

ブナハーブン
1970 38年
ダンカンテイラー ピアレス




むぅー優しい、そしてフツーに美味いっす。
旨口のキャラメル感に包まれたアプリコット、シトラスの甘酸っぱさが繊細に。
淡い干しブドウとザラメのような甘さが滑らかでクリア。
なんだか、ハイランド系を飲んでる気分になっちゃいました(汗)

コチラでは5杯で終了です。
一軒目ですからね、スイッチ入りそうな心を抑えながら(笑)、
次回の再訪をお約束させていただいて、Barを後にしました。

次回は、前日に引き続き先斗町通へ向かいます♪

#京都 2010秋 #飲み歩き日記

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