たまにはオフィシャルも記事にしないきゃ、と感じる今日この頃。
とりあえず何の前後関係も脈絡も無いのですが、
今年になって数回飲む機会があったので、記事にしてみました。
いわゆる“デザイナーズ・モルト”とジム・マッキュワンが呼んでいるシリーズ。
その第4弾が、このROCKSですね。
ノンピート、ファースト・フィル・バーボン樽で熟成された原酒をヴァッティング後
フレンチワイン樽でフィニッシュさせたラディ。
ノンピートとワインフィニッシュが、このモルトの「デザイン」なのだそう。
何やらゴツゴツとした荒々しいイメージを持ってしまう名前ですが、
海岸に打ち上げる波しぶきをイメージしたらしいです。
香りのクリーミーさと厚みの割に、刺激少なくスッキリと飲みやすい印象でした。
ブルイックラディ
ROCKS
46%
【色】
淡い茶褐色
【香り】
濃いロースト感のある甘さ、薄いコーヒー豆、奥にクリーミーさ。
ココアシュガーでコーティングされたピーナッツ、トースト。
クリーミーな香りが徐々に増していき、古い樹皮、メープルシロップ。
酸味もある香りで、スモークチーズのようなニュアンスも現れる。
穏やかで淡いがキリッとした香り。
【味わい】
柔らかで滑らかだが、ややペタッとしたアルコール感のある口当たり。
淡く下に広がるイメージで、刺激少なく、意外に甘くないスッキリ系。
アーモンド、濡れた樹皮、枯葉っぽさを軽やかに感じる。
徐々に奥に丸いクリーミーさを感じ、軽いロースト感のある苦み。
煮だし過ぎの麦茶とシロップ。
【フィニッシュ】
刺激少なめで軽やかだが、伸びやかな余韻。
アーモンドチョコとメープルシロップ。
香りを嗅ぐと、ややクセのありそうな雰囲気でしたが飲むと意外とスッキリ。
むしろロースト感のある甘い木香と相まって、優しい味わいの風味豊かな
ラディだな~と感じました。
ただ、時間を置くと丸みのあるクリーミーなコクが減り、平坦な印象に。
意外と早く変化したように思いました。
フツーに美味いラディ。
平日にサクッと飲んで寝るのにオススメ・・・かな?
ごちそうさまでした♪
Phoenix。
ボーカルのトーマス・マーズは、ソフィア・コッポラのパートナー。
で、ソフィアといえば東京を舞台にした「ロスト・イン・トランスレーション」で
2004年アカデミー賞脚本賞受賞。2003年の各映画賞を総ナメ。
次の「マリー・アントワネット」で、まさかの大コケ。
そして、今年4月公開の「サムウェア」ですよ。
「ロスト~」が好きだったので、新作も楽しみです(まだ見てません)
ちなみに「ロスト~」は、好き嫌いハッキリ分かれます。
地元を遠く離れて1人で生活しながら孤独感を味わったことのある人は
共感できる点が多いかな。そうじゃない人にはつまらないかと。
日本じゃプラトニックな恋愛映画のように紹介されてますが・・・。
う~ん、コメディ寄りヒューマンドラマかな。優しい映画です。
あと、セクシー路線じゃなかった頃のスカーレット・ヨハンソンが良いです。
劇中のマイブラが最高で、エンディングのジザメリで泣けます。
その映画で使われていたのが「Too Young」
2000年のデビューアルバムで、80年代のノリをやっちゃった快作(笑)
このPV、80年代ではありません(爆)
好きなんですよね~、こういうのも♪
#ブルイックラディ