今年もまた、ダンカンテイラーから'76トマーティンがリリースされましたね。
'76トマーティンといえば信濃屋さんの見返り美人やTWA×3Rのアートワーク等
今年に入ってからも既にいくつかリリースされている人気の逸品。
そして、ピアレスからのリリースでは、去年もありましたっけ。
去年のボトルと比較してみると、蒸留年は同じ、カスクNo.は4つ違い。
ん~、飲んでみる前から、かなり近い印象だと想像(汗)
ま、飲んでみないと分からないっ!・・・てコトで。
さっそく飲んでみました♪
最初は、やはりガチガチでしたので、30分ほど放置してみました。
トマーティン
1976 34年
ダンカンテイラー ピアレス
(RARE AULD)
蒸留年:1976年12月
瓶詰年:2011年2月
Cask No. :6822
Bottle :178/301
51.0%
【色】
濃い紅茶を連想させるクリアな琥珀色。
【香り】
甘やかな木香と熟したフルーツ香が薄いスモークをまとったよう。
フルーティー酸味や完熟感があって、うっすらと濡れた樹皮感も。
ラムレーズン、オレンジチョコ、薄い黒糖、メープルシロップ。
奥に薄いトロピカルな風味。
【味わい】
粘りがあって、しっとりと絡みつくような口当たり。
ミルクチョコとラムレーズン、完熟プラム、淡く梅のニュアンス。
ザクロ、白桃の種に近い果肉の渋み。薄くバニラクリームも。
奥にグァバが少し出てきて、シナモンっぽい刺激が残る。
【フィニッシュ】
熟れたフルーツの酸味・甘渋さと濡れた樹皮、シナモンシュガー。
グァバとパッションフルーツのミックスジュース。薄いザラメ。
飲む前の香りよりは、飲んでからフィニッシュへの風味・香味が素晴らしく、
トロピカルな風味も感じられ、美味いトマーティンだと思います。
少し時間を置きすぎると、ベタベタな舌触りになってしまいます。
好みにもよるかもしれませんが、個人的にはベタベタは苦手なので・・・(汗)
1・2滴だけ加水すると、サラッと華やかになって美味しかったです♪
去年のと比較すると、今年のトマーティンの方が僅かに濃い目でしょうか。
機会があれば、ぜひ比較してみてください♪
エリック・ドルフィー。
この人の場合はサックス奏者というよりも、バスクラリネットとフルートの印象が
強かったりしますよね。とっても器用な人で羨ましい限り(笑)
初のリーダー作「Outward Bound」の1曲目「G.W.」
スリリングな展開とメロディ、ちょっとだけビバップの残り香が素晴らしいです♪
#トマーティン #ハイランド